IGポート、第1四半期はアニメ制作が伸び57%増収・黒字転換…「テニスの王子様」や「ポケモン」で

アニメーション制作会社プロダクションIGやマッグガーデンの親会社であるIGポート<3791>は主力の映像制作が好調に推移し、大幅な増収・黒字転換を達成した。本日(10月14日)発表した第1四半期(6~8月期)の連結業績は、売上高14億5700万円(前年同期比57.5%増)、経常利益1億2800万円(前年同期9300万円の赤字)、四半期純利益8600万円(同1億1000万円の赤字)だった。     主力の映像制作は、劇場用アニメ「テニスの王子様」や「ポケットモンスターベストウィッシュ」、TVアニメ「BLOOD-C」、「うさぎドロップ」などを制作し、売上高10億0200万円(前年同期比89.8%増)、セグメント利益1億3100万円(前年同期1億1700万円の赤字)となった。 出版事業については、「コミックブレイド」「コミックアヴァルス」「flat」の最新刊なを発行した。売上高3億3000万円(同84.1%増)、セグメント利益1700万円(同6600万円の赤字)となった。   ■2012年5月期の見通し 2012年5月通期の業績は、売上高62億2600万円(前期比17.9%増)、経常利益9800万円(同34.7%減)、当期純利益8500万円(同74.0%減)を見込む。従来予想からは変更なし。