【イベント】「GGGPプレス発表会」レポート…2025年11月に「RAGE」とのコラボ大会&2026年8月に総額“1000万円”をかけた賞金制大会を実施!

創通は、ガンダムゲームのeスポーツイベント 「GUNDAM GAME GRAND PRIX(以下、GGGP)」の開催概要を発表した。日本最大級のeスポーツイベント「RAGE」とコラボし、2025年11月に東京・ベルサール秋葉原にて「GGGP×RAGEコラボ大会」を開催。2026年8月には、GGGP史上初となる賞金総額“1000万円”をかけた賞金制大会の実施を予定している。
2018年8月を皮切りに始まったGGGPは、今回で7回目の開催となる。毎年さまざまなガンダムのゲームタイトルを採用して賞金制大会を実施している。本大会では、シリーズ15周年記念タイトルとして登場した、アーケードゲーム「EXVS.」シリーズの最新作『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト』を採用することが明かされた。
7月31日、シティホール&ギャラリー五反田にて、本大会の詳細を明かす「GGGPプレス発表会」が行われた。本稿では、その模様をお届けしていく。
まずは、主催の創通より、常務取締役およびGGGPエグゼクティブプロデューサーである田村烈氏が登壇。「ガンダム」シリーズは昨年、テレビ放映45周年を迎えたほか、現在開催中の大阪・関西万博にパビリオン出展するなど、ますます盛り上がりを見せているとコメント。そんな中、eスポーツの分野でもGGGPの新しい大会を発表できる運びとなったと経緯を述べた。さらには、2029年に来る50周年に向けてさまざまなカテゴリで盛り上げていきたいと意気込みを語って挨拶の締めとした。
▲創通 常務取締役およびGGGPエグゼクティブプロデューサーの田村烈氏。
次に、コラボ先となるRAGEより、サイバーエージェントの執行役員およびCyberZ・執行役員である大友真吾氏が登壇。2015年にスタートしたRAGEは、今年の11月で10周年を迎える。これまでさまざまなタイトルでイベントや大会、プロリーグを開催してきた経験を活かして、GGGPにしっかりと還元していきたいと意気込みを語った。さらには、競技シーンとしてだけではなく、誰もが見て楽しめるエンターテインメント性を追求し、今までにないイベント作りを行っていくとコメント。最後に、現在のeスポーツシーンが単なるブームとして終わることなく、日本に文化として根付いていけるようにしていきたいと話し、挨拶の締めとした。
▲サイバーエージェント執行役員およびCyberZ執行役員の大友真吾氏。
続いて、協賛のSANKYOより、専務執行役員の東郷裕二氏が登壇。ガンダムIPを使用したパチンコ・パチスロを展開する同社としても、画面の中に没頭して勝敗を決めるという点ではeスポーツにも共通点があり、どちらもエキサイティングなエンターテインメントだとコメント。ガンダムのIPを基に、各方面からエンタメ全体が盛り上がり、昨年のGGGP決勝大会のような盛り上がりが再現されることを期待しているとして話の締めとした。
▲SANKYO専務執行役員の東郷裕二氏。
ここからは、バンダイナムコエクスペリエンス アミューズメント事業ディビジョンアーケードゲーム事業部ゼネラルマネージャーの田宮幸春氏が登壇。今回のGGGPに関する大会ルールや賞金総額、エントリー方法といった概要の説明を行った。
▲バンダイナムコエクスペリエンス アミューズメント事業ディビジョンアーケードゲーム事業部ゼネラルマネージャーの田宮幸春氏。
冒頭にも述べた通り、今回のGGGPでは7月17日に稼働開始したばかりの最新作『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト』を採用している。本作は、48作品ある「ガンダム」シリーズから登場する240以上の機体を操作し、ハイスピードかつ没入感のある2対2のチームバトルが楽しめる。最大の特徴はパートナーとの連携で、これを含めた駆け引きが熱い試合を生み出している。
会場では、ここで「GGGP×RAGE 機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト Supported by SANKYO」のキービジュアルを公開。
▲イラストレーターである大谷勇太氏の描き下ろし。今年で30周年を迎える『新機動戦記ガンダムW』をメインモチーフに、激戦を経たモビルスーツたちが周りにレイアウトされた仕上がりとなっている。
続いて、本大会が11月2・3日にベルサール秋葉原にて行われることが明かされた。OPEN部門とINVITATION部門の2部門に分かれて開催予定で、OPEN部門は11月1日にnamco巣鴨店、namco松戸店、新宿スポーツランド本館、GiGO新宿西口の4店舗で予選大会が行われる。ここで勝ち抜いた8チーム(計32名)が本選に出場できる。
ルールは4対4の団体戦で、先鋒・大将が対戦を行って2マッチ先取で勝敗を決める。勝利数が1対1で並んだ際には、先鋒戦、大将戦でそれぞれ勝利したタッグ同士でエクストラバトルを行い、ここで勝利したチームの勝ちとなる。使用機体はバトルごとに変更可となっているが、チーム内での機体重複は認められないルールとなっている。これにより、どういった思考で機体を選んでいくかが大会の見所になっていくと田宮氏は狙いを語った。
▲また、過去大会での上位入賞者は1チーム2名までに制限されている点にも注意。エントリーは7月31日14時より開始している。
INVITATION部門は、11月3日にCrazy Raccoon、DetonatioN FocusME、REJECT、ZETA DIVISIONら人気eスポーツチームを招待し、各チームに所属するストリーマーたちによる熱いバトルが繰り広げられる。
さらに、当日は「ガンプラ45周年記念スペシャルコラボ」と銘打って以下の施策を実施する。
そのほか、2026年GGGP賞金制大会のキービジュアルとなるコンセプトアイデアを今回も募集。選ばれたアイデアを基に、プロのイラストレーターが実際のキービジュアルを作り上げる施策となっている。応募期間は、7月31日~8月17日23:59まで。
▲上図のイラストは昨年のイラスト。
「GGGP×RAGEコラボ大会」、およびGGGP2026賞金制大会で公式実況解説として出演する機会が与えられる「GGGPキャスタープロジェクト」も実施。応募期間は9月7日23:59までとなっている。
本作には登場する機体数やアクションが多いため、求められる知識量や早い展開についていくのは至難の業。前回同様、今回も『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト』の愛に溢れた素敵な方と盛り上げていきたいと田宮氏は語った。
▲既にキャスターとして活躍している方や、これからキャスターとして活躍したい方など、さまざまな人員を募集している。
ここからはGGGP2026賞金制大会について。
日程は2026年8月22日。場所は前回同様、両国国技館での開催となる。採用タイトルは『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト』。賞金総額は前回の800万円から規模を拡大して1000万円に!内訳は以下の通り。
▲エントリー時期や大会詳細は今後、公式サイトにて順次公開予定。
発表会の後半には、ゲストとして安田大サーカスが登壇。『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト』の特徴や見どころをMCとトークセッション形式で話した。
▲アニメやゲーム、パチスロなどそれぞれが各方面で「ガンダム」シリーズに馴染みがあるという安田大サーカスが登壇。
ここで、ガンダムになぞらえて3人の連携力を図るために、ヒロさんが全ての「ガンダム」シリーズの中から最も好きな台詞を回答し、その内容を二人が見事当てられればクリアという内容のゲームを実施。
▲結果は初代ガンダムより、「親父にもぶたれたことないのに!」という有名なシーンの台詞ではあったが、回答の文字が滅茶苦茶なヒロさんに団長からツッコミの嵐。
続いて、優勝賞金である600万円(1人300万円)の使い道を問われたクロちゃんは「前にリチに渡した指輪が163万円だったからダメだった。今回、600万円の指輪を買ってもう1回リチに告白します!」と再プロポーズを宣言。団長からは「1回振られてるんだから!」と即座にツッコミが入り、ヒロさんからも「迷惑ちゃうん」と戸惑いを隠せないツッコミが入る結果となった。
▲最後は安田大サーカスお馴染みのブリッジで締め。
(取材・文 編集部:山岡広樹)
■「GGGP×RAGE 機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト Supported by SANKYO」概要
主催:株式会社創通、RAGE
特別協賛:株式会社SANKYO
実施タイトル;機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト
エントリー期間:2025年7月31日~9月7日23:59
実施日程:
2025年11月1日 OPEN部門予選
2025年11月2日 OPEN部門本選
2025年11月3日 INVITATION部門
場所:
・11月1日
4店舗(namco巣鴨店/namco松戸店/新宿スポーツランド本館/GiGO新宿西口)
・11月2・3日
ベルサール秋葉原
INVITATION部門参加チーム:
・Crazy Raccoon
・DetonatioN FocusME
・REJECT
・ZETA DIVISION
大会内イベント:「ガンプラ45周年記念スペシャルコラボ」
・開催日:11月2~3日
・場所:ベルサール秋葉原
・内容:
LINKL PLANETによるガンプラ45周年記念曲の歌唱
ガンプラ1/1ガンダムヘッド展示
「EG 1/144 ウイングガンダム」OPEN部門結晶進出者に贈呈
■「GGGP2026 賞金制大会」(予定)
主催:株式会社創通
特別協賛:株式会社SANKYO
実施タイトル;機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 インフィニットブースト
実施日程:2026年8月22日
場所:両国国技館
賞金総額:1000万円
1位:600万円(1人300万円)
2位:200万円(1人100万円)
3位:100万円(1人50万円)
4位~8位:各チーム20万円(1人10万円)
■関連サイト
©創通・サンライズ
会社情報
- 会社名
- 株式会社創通
- 設立
- 1965年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 難波 秀行
- 決算期
- 3月
会社情報
- 会社名
- 株式会社CyberZ
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 山内 隆裕
- 決算期
- 9月
会社情報
- 会社名
- 株式会社SANKYO
- 設立
- 1966年4月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO(最高経営責任者) 石原 明彦/代表取締役副社長執行役員COO(最高執行責任者) 富山 一郎
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6417



