Tencent Games、フルスタックのAIアニメとモデリング ソリューションをGDCで紹介

テンセントゲームズは、3月13日、AIを活用したクリエイティブプラットフォーム「VISVISE」をGDC Festival of Gamingで初公開し、業界初のマルチモーダルモーション生成大規模モデルと、AI駆動の3Dモデリングパイプラインを披露したことを発表した。VISVISEは、フルスタックのAIソリューションを提供し、現代のゲームアート制作のための包括的なAI基盤をデベロッパーにもたらす。

 

【業界初のデプロイ可能なマルチモーダルモーション生成大規模モデル】
VISVISEは、テンセントゲームズ独自のMotionGen基盤モデルをベースに構築された、業界初のデプロイ可能なマルチモーダルモーション生成大規模モデルを導入し、ゲームアニメーションの制作方法を再定義する。従来時間のかかっていたワークフローを知的で生成的なプロセスに変える。

このパイプラインは、3Dアニメーション生成、オートリギング、高精度オートスキニング、モーションインビトウィーニング(MIB)など、アニメーションのライフサイクル全体をカバーする。デベロッパーは多次元の指示入力によって高精細なキャラクターモーションを生成可能で、芸術的な品質を損なうことなく制作を劇的に加速させる。かつては数日を要した手動でのリギング作業が数分で完了し、オートスキニングシステムは90%超の重み精度を達成、MIBモジュールはわずか4秒で最大200フレームを生成する。これにより、タイムラインが圧縮され、技術的障壁が下がり、スタジオは創造性とストーリーテリングにより集中できるようになった。AI駆動のゲーム制作向け3Dモデリングパイプライン

アニメーション機能に加え、VISVISEはテンセントゲームズ独自のMeshGen-O大規模モデルに基づくAI駆動の3Dモデリングパイプラインを備える。このシステムはトポロジレベルの3Dメッシュ生成を実現し、従来のワークフローよりも3~4倍速い制作速度をもたらす。

メッシュ生成を超えて、パイプラインはオートリトポロジーとインテリジェントLOD(Level of Detail)生成を統合し、PCおよびモバイルゲームの両方のクロスプラットフォーム要求を満たす最大6レベルのLODを自動的に生成する。これにより、アセットの視覚的な一貫性を保ちつつ、デバイス間でのパフォーマンスが最適化される。VISVISEは、AIをコアアセット制作に直接組み込むことで、モデリングサイクルを大幅に加速し、スタジオがワールドビルディングやゲームプレイの革新により多くの時間を割けるようにする。

 

【GDCでのVISVISEのビジョンと反響】
GDC期間中、AIGCプロダクトR&DディレクターのCheng Ge氏が「Unleash Artistic Creativity: How Tencent's AIGC Tools Equip Creators」と題したセッションを発表した。同セッションでは、AIGC技術がアーティストの反復的な手作業をどのように軽減し、より価値の高いクリエイティブな仕事に時間とエネルギーを捧げられるようにするかを探求した。

ブースでは、開発者らがアニメーションとモデリングの両パイプラインのライブデモンストレーションを通じてVISVISEを体験した。

ブースを訪れた開発者からは、「最も感銘を受けたのは、すべてがいかにシームレスに繋がっているかということだ」「アニメーション生成、リギング、メッシュ最適化が、別々のツールではなく、一つのインテリジェントなシステムの一部のように感じられる」と、シームレスな統合に感銘を受けたとの声が上がった。

また、別の開発者は「これが一貫してリギングを数日から数分に短縮できるなら、当社の制作計画は根本的に変わるだろう」と述べ、「特に小規模チームにとって、この技術的なボトルネックを取り除くことは、創造的な探求のためのはるかに大きな余地を開く」と、ワークフロー効率の向上を強調した。

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