KLab、2025年12月期の2Q期間(4~6月)に特別損失44億2600万円を計上 開発中の『EA SPORTS FC TACTICAL』の無形固定資産を減損処理
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KLab<3656>は、8月7日、2025年12月期の第2四半期期間(4~6月)において、特別損失44億2600万円を計上することを発表した。
同社は現在、事業計画の重要な柱の一つとして、米大手ゲームパブリッシャーであるElectronic Arts(以下、EA)と共同でサッカーシミュレーションゲーム『EA SPORTS FC TACTICAL』の開発を行っている。本プロジェクトは、2024年5月より一部地域限定での配信を開始し、テストを継続してきたが、現時点においてグローバルローンチ時期はまだ確定していない。
契約上の守秘義務により、経緯などの詳細については非開示ながら、現時点における協議の進捗および足元の開発体制の状況にかんがみ、将来の収益予測の再評価について慎重に検討を重ねた結果、本プロジェクトにかかる無形固定資産44億2600万円を減損処理することを決定した。
なお、『EA SPORTS FC TACTICAL』は、KLabにとって大変重要なプロジェクトであり、根底にあるパートナーシップやプロジェクトへのコミットメントの変更が決定されたわけではなく、引き続きEAとの協議を継続していくとしている。
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 真田 哲弥
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高83億600万円、営業損益13億4200万円の赤字、経常損益12億8000万円の赤字、最終損益27億8200万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
