マイネット<3928>は、8月14日、2025年12月期の第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表、既存タイトル運営は引き続き好調に推移したものの、新たに寄与するタイトルはなく、減収減益となった。
売上高39億3900万円(前年同期比15.8%減)
営業利益2億4200万円(同21.6%減)
経常利益1億9200万円(同34.3%減)
最終利益1億5600万円(同43.2%減)
セグメント別の状況は以下のとおり。
①ゲーム事業セグメント 売上高36億4900万円(前年同期比17.8%減)、営業利益2億600万円(同17.8%減)
「セカンダリー領域」では、タイトル運営が好調に推移した。新規事業の「スポーツDX領域」では、子会社GAMEDAY Interactiveが10月3日に開幕した「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン」に合わせてBリーグ公認ファンタジースポーツゲーム「B.LEAGUE#LIVE」の2024-25シーズン版をリリースし、4シーズン目として運営している。また、公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)とサポーティングカンパニー契約を締結し、「Jリーグ公式トレーディングカード × ファンタジースポーツゲーム」の開発・運営を担当する
ことが決定した。
②異業種事業セグメント 売上高2億8900万円(同21.7%増)、営業利益3600万円(同38.2%減)
オフショア開発における戦略的業務提携を行うことで、オフショア開発リソースを活用したソリューション提供が可能となった。そして、物流業界が直面する「2024年問題」など業界に特化した「M&A支援コンサルティングサービス」の提供を開始した。また、グループ内連携によってコンサルティング事業をエンタメ業界へと事業領域の拡張を行い、グループジョインによるシナジーが増した。
■通期業績予想は変更なし
2025年12月期通期の業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。
売上高85億円(前期比3.9%減)
営業利益1億円(同76.7%減)
経常利益7000万円(同81.3%減)
最終利益1000万円(同95.9%減)
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高88億4600万円、営業利益4億2800万円、経常利益3億7500万円、最終利益2億4500万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928