monoAI technology、25年12月期の最終損失を1億8300万円→3億0400万円に下方修正…メタバース関連の売上減、固定資産の減損も響く

monoAI technology<5240>は、8月14日、2025年12月期業績予想の下方修正を行い、売上高10億6200万円(前回予想14億3600万円)、営業損失3億5200万円(同1億8000万円の損失計上)、経常損失3億4400万円(同1億7700万円の損失計上)、最終損失3億0400万円(同1億8300万円の損失計上)とした。

・売上高:10億6200万円(前回予想14億3600万円)
・営業損失:3億5200万円(同1億8000万円の損失計上)
・経常損失:3億4400万円(同1億7700万円の損失計上)
・最終損失:3億0400万円(同1億8300万円の損失計上)

売上高については、前回発表予想を下回る見込み。主な要因としては、6月のモリカトロンの全株式売却に伴う連結範囲からの除外に加え、一部の主要取引先との取引見直しに伴い受注減、メタバースイベント需要の明確な減少傾向により受注減、さらにはXR周辺サービスにおける複数の案件が期中受注に至らない見込みになったことをあげた。

利益面については、売上高の減少に伴う売上総利益の大幅な減少が営業損失の主な要因。これに加え、販売費及び一般管理費において、ガバナンス体制や知的財産戦略の強化に伴う外部専門家の活用等にかかる費用が3400万円発生見込みとなったことなどから、営業損失は3億5200万円、経常損失は3億4400万円となる見込み。

また、特別利益として関係会社株式売却益8300万円を計上する一方で、特別損失として固定資産の減損損失を通期で900万円を見込むことから、最終損失は3億0400万円となる見込み。

同日発表した2025年12月期 第2四半期累計の連結決算は、売上高6億3900万円(前年同期比15.3%減)、営業損失1億0900万円(前年同期は1億2200万円の損失計上)、経常損失1億0500万円(同1億2800万円の損失計上)、最終損失4600万円(同3億1300万円の損失計上)だった。

・売上高:6億3900万円(同15.3%減)
・営業損失:1億0900万円(同1億2200万円の損失計上)
・経常損失:1億0500万円(同1億2800万円の損失計上)
・最終損失:4600万円(同3億1300万円の損失計上)

monoAI technology株式会社
http://monobit.co.jp/

会社情報

会社名
monoAI technology株式会社
設立
2013年1月
代表者
代表取締役社長 本城 嘉太郎
決算期
12月
上場区分
東証グロース
証券コード
5240
企業データを見る