マイクロソフト、「ROG Xbox Ally」と「ROG Xbox Ally X」を10月16日に発売決定…気になる価格は今後数週間で公開

マイクロソフトは、ASUSと提携し、ROG Xbox AllyとROG Xbox Ally Xを10月16日に発売すると発表した。価格や予約注文に関する詳細は今後数週間で公開する予定。これらの製品は「Xbox Games Showcase」で初公開され、Xbox、Battle.net、Windows PCの主要ストアフロントのゲームにアクセスしやすくなる。発売国は日本を含む多数の国と地域で、ブラジル、インド、インドネシア、タイなどでは順次取り扱いが開始され、中国でのXbox Allyは来年初頭に発売予定。

これらのデバイスは以下の機能を搭載している。

【Xbox フルスクリーン エクスペリエンス】
Windows11でゲームに特化した体験を提供し、システムリソースをゲームプレイに割り当てる。

【Xbox ボタン】
ゲームバーオーバーレイにアクセスし、アプリやゲーム間の移行をシームレスに行える。

【統合したゲーム ライブラリ】
Xbox、Game Pass、Battle.net、その他のWindows PCストアのゲームに素早くアクセスできる。

【多様なプレイ方法】
ネイティブプレイ、クラウドゲーミング、Xboxコンソールからのリモートプレイに対応している。

【AMD プロセッサによる高性能ゲーミング】
Xbox AllyはAMD Ryzen Z2Aプロセッサ、Xbox Ally XはAMD Ryzen AI Z2Extremeプロセッサを搭載し、それぞれ最適なパフォーマンスとバッテリー寿命を実現する。

【Xbox Play Anywhere への投資】
1000以上のゲームに対応し、購入済みのゲームはXboxコンソール、Windows PC、Xbox Allyシリーズ間で進行状況や実績を共有できる。

【Gaming Copilot(Beta)】
ゲームバーを通じて利用できるAIゲーミングコンパニオンで、スキルの向上やプレイ内容に応じたサポートを提供する。

▼Inside the ROG Xbox Ally: Game Access and Compatibility

さらに、「Handheld Compatibility Program」が導入され、対応するハンドヘルドデバイスでのゲーム体験が向上する。「Handheld Optimized」または「Mostly Compatible」のバッジが表示され、ゲームのハンドヘルドデバイスへの対応度合いを示する。また、「Windows Performance Fit」インジケータにより、デバイスに応じた期待できるパフォーマンスが示される。

▼「Handheld Compatibility Program」

Xbox Ally Xは、1TBストレージ、24GB RAM、80Whバッテリー、インパルストリガーを搭載し、最高レベルのパフォーマンスを提供する。Ryzen AI Z2Extremeプロセッサを搭載し、来年初頭から以下のAI機能が導入される。

【自動スーパー解像度(Auto SR)】
低解像度のゲームをシステムレベルで高解像度化し、滑らかなフレームレートを提供する。

【ハイライト リール】
AIが劇的なゲームプレイの瞬間を自動的に切り取ってリプレイ映像を作成する。

今後、以下の機能も開発していくとのこと。

【高度なシェーダー デリバリー】
ゲームのダウンロード中にシェーダーを事前読み込みすることで、初回起動を最大10倍高速化し、より滑らかなゲーム体験を提供する。

【豊富な互換アクセサリ】
「Designed for Xbox」プログラムに準拠したROG Raikiri II Xbox Wireless Controllerが発売される。

【強化したドッキング体験】
大画面でのゲームプレイ、自動スーパー解像度、直感的なコントローラー接続、最適化したディスプレイ出力などをサポートするシームレスな設定を開発中。

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