【ゲームエンタメ株概況(8/28)】国内証券が目標株価を引き上げのサンリオが4日ぶりに反発 ハイカジがの累計DL数が全世界15億DLを達成のカヤックはしっかり

8月28日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比308.52円高の4万2828.79円で取引を終えた。警戒されていた米半導体大手エヌビディアの決算を通過し、市場の手控えムードが後退したこともあり、押し目買いが優勢な展開となった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は33銘柄(34%)、下落は55銘柄(57%)、変わらずは8銘柄(8%)で、下落した銘柄の方が多かった。
中で、サンリオ<8136>が4日ぶりに反発した。サンリオは、SBI証券が投資判断「買い」を継続し、目標株価を9420円から1万円に引き上げたことが市場の新たな評価材料となったようだ。
また、KLab<3656>やオルトプラス<3672>などが買われ、制作・配信するハイパーカジュアルゲーム全46タイトルの累計ダウンロード数が全世界で15億ダウンロードを達成したと発表したカヤック<3904>もしっかり。
本日8月28日より開幕した「東京おもちゃショー」への関心からハピネット<7552>やタカラトミー<7867>などが堅調な推移を見せた。
半面、バンク・オブ・イノベーション<4393>やボルテージ<3639>などが安く、日本ファルコム<3723>は続落して一時1300円台を割り込んだ。
スクウェア・エニックスHD<9684>やコナミグループ<9766>など家庭用ゲーム大手の一角もさえない。

会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1444億400万円、営業利益518億600万円、経常利益534億5300万円、最終利益417億3100万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136