SBIHD、SAFEHOUSEやAREA35を傘下に持つTHE COREと資本業務提携…ゲームの共同開発やNFT、コンテンツファンドなどの領域で協業

SBIホールディングス<8473>は、THE COREと資本業務提携を行うと発表した。SBIホールディングスは、THE COREが実施する第三者割当増資を引き受け、取得議決権比率34%の資本参加を行うとのこと。出資額などは家事していない。

THE COREは、最先端のCG映像制作を手掛ける「SAFEHOUSE社」、ゲーム開発専門スタジオ「AREA35社」、サウンドデザイン・制作を担う「WHISTLER社」を傘下に持つ、総合エンターテインメント制作企業グループ。同社はコンセプト開発からゲーム・映像制作、サウンドデザインまでを一気通貫で手掛ける制作体制を強みとして、Unreal Engineを活用した開発パイプラインと世界トップクラスのクリエイター陣を擁し、『鬼滅の刃』などの大ヒット作品に携わっているほか、Netflixシリーズ『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』の共同制作で世界的な成功を収めるなど、国内外で高い評価されている。

SBIグループは、グループのメディア事業・マーケティング事業を統括するSBIネオメディアホールディングスを中核に「プラットフォーム×IP・タレント×先端技術×制作機能」を掛け合わせることで、「発掘」「拡散」「投融資」を連動させるネオメディア生態系の構築を推進するとともに、Web3、AI、メタバースといった新たな技術領域における事業展開を積極的に進めている。

今回のTHE CORE社との提携により、同社の持つ世界水準のコンテンツ企画・開発力と、SBIグループのネオメディア生態系や、金融ノウハウ、Web3関連の知見及びグローバルなネットワークを融合させることで、世界の市場に向けた革新的なエンターテインメント事業を創出することを目指す。

本提携を通じて、両社の強みを活かし、以下のシナジー創出を目指す。

(1)新規ゲームの共同開発・企画
(a)世界市場をターゲットとしたパソコンや家庭用ゲーム機向けゲームの共同開発
(b)ブロックチェーン技術、NFT(非代替性トークン)及び独自のトークノミクスを導入した、新たなユーザー体験を提供するWeb3ゲームの共同企画及び開発

(2)新規事業領域での協力
(a)THE COREが開発又は運営する既存のゲーム作品に対する、NFT導入等のWeb3化の推進及び技術的支援
(b)THE COREが開発したゲーム作品の世界市場への展開(ローカライズ、カルチャライズ、パブリッシング支援等)

(3)THE COREが開発するエンタープライズ向けサービスを提供するための合弁会社の設立

(4)SBIグループが企画するコンテンツファンドの投資先価値の向上に関するTHE COREによる支援

(5)THE COREのコーポレートベンチャーキャピタルの設立と、北米、ヨーロッパ、中東、アジアを対象としたグローバルに展開するインキュベーションファンドの共同組成に向けた検討、支援

(6)人材及びノウハウの交流
(a)両社並びにその子会社及び関連会社に所属する役員又は従業員(エンジニア、クリエイター、マーケター等)の定期的な人材交流、勉強会又はワークショップの実施
(b)両社並びにその子会社及び関連会社が有する開発技術、運営ノウハウ、Web3関連知識及びマーケティング知見の相互共有

SAFEHOUSE

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AREA35

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