
9月10日前場の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前営業日比225円00銭高の4万3684円29銭で午前中の取引を終えた。前日の米国市場が上昇した流れを受けて買い優勢となり、一時274円高まで買われる場面があった。ただ、11日に控えた米国消費者物価指数を見極めたいとの向きもあって伸び悩んだ。
【主要指数】
・日経225: 43,684.29(+225.00)
・TOPIX: 3,133.34(+11.22)
・ドル/円: 147.34(-0.09)
・ダウ: 45,711.34(+196.39)
・ナスダック: 21,879.49(+80.79)
・SOX: 5,819.83(+10.21)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は51銘柄(53%)、下落は43銘柄(45%)、変わらずは2銘柄(2%)で、買い優勢だった。主力株が手掛けづらいため、中小型株の一角に短期資金が向かっているとの見方も出ている。
大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、バンダイナムコHD<7832>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>が高く、任天堂<7974>、セガサミーHD<6460>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が安い。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、マーベラス<7844>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が高く、ネクソン<3659>、日本一ソフト<3851>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、MIXI<2121>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>が高く、サイバーエージェント<4751>、DeNA<2432>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が安い。


アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>が高く、サンリオ<8136>、GENDA<9166>、ブシロード<7803>が安い。


最後に騰落ランキングを見ると、テンダ<4198>やKLab<3656>、CRI・ミドルウェア<3698>、日本ファルコム<3723>が値上がり率上位となり、イオレ<2334>、オルトプラス<3672>、monoAI technology<5240>、アクセルマーク<3624>が値下がり率上位となった。KLabと日本ファルコムが年初来高値を更新した。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧
