ゲームデータ活用のベストプラクティスを日本で初表彰 ─ 「ThinkingData Summit 2025 Tokyo」でGolden Data Award創設

 

ゲーム業界向け統合データソリューション「ThinkingData」を提供するシンキングデータは、2025年9月24日(水)に「ThinkingData Summit 2025 Tokyo」を開催する。

本イベントは、ゲーム業界の最前線で活躍するプロフェッショナルが集結し、データとAIを駆使したゲーム運営の未来を探る、年に一度の特別なカンファレンスだ。

本年の大きな注目は、初めて設立される公式アワード「Golden Data Award」だ。業界におけるデータ活用の成熟度を可視化し、実績を上げる企業を表彰する試みである。

 

データ活用と事業成長の相関

ThinkingDataの創業者でありグローバルCEOのParisは、基調講演で過去の調査を紹介した。 「データをうまく活用しているチームは、市場での成果も同様に高いのか?」という問いに対し、ThinkingEngineの利用状況をもとにスコアリングした結果、データ活用度の高いチームほど事業パフォーマンスが優れていたことが示された。

この調査は「データドリブン経営=成長ドライバー」という考えを裏付けるものであり、アワード創設の背景となっている。

 

評価基準はデータ活用の「広度・深度」

ゴールデンデータアワードでは、以下の2つの観点から既存顧客を評価している。

  •  利用範囲:利用ユーザー比率やモデル種類の幅
  • 利用深度:高度なモデル・機能、APIの活用度



それぞれ50点満点で配点し、総合的に判断する仕組みだ。単なる利用量ではなく、データを文化として根付かせ、成果に結びつけているかを測る点が特徴である。

 

初代受賞企業は5社

審査の結果、今年は5社が初代受賞企業として選ばれた。

受賞企業名はイベント当日に公開され、業界におけるデータ活用ベストプラクティスとして注目を集めることになる。

 

中国に続き、日本でも初実施

ゴールデンデータアワードは、2021年から中国で先行実施されており、すでに同国の代表的なモバイルゲーム企業が受賞している。

そして2025年、日本でも初めての表彰が行われる。受賞するのは、日本市場でも人気のモバイルゲームを運営する企業。受賞企業名はイベント当日に公開される予定で、業界におけるデータ活用ベストプラクティスとして注目を集めることになる。

 

 


 

「ThinkingData Summit 2025 Tokyo」では、今年から新設されたGolden Data Awardが、データ活用の最前線を示す象徴となる。

どの企業が初代受賞企業に選ばれるのか――その瞬間を現場で見届けることは、データをどう事業に結びつけるかを考えるうえで大きなヒントとなるだろう。学びと遊び、真剣さと楽しさ。その両方を体験できる一日を締めくくる特別な夜を、ぜひ会場で体感してみてほしい。

開催概要

名称:ThinkingData Summit 2025 Tokyo
日時:2025年9月24日(水)13:30開始(13:00開場予定)
対象:ゲームデベロッパー/ゲームパブリッシャーにお勤めの方
形式:事前申込・抽選制

今年も多くの業界関係者が集う本イベント。詳細・申込は特設ページをご覧いただきたい。