ソーシャルゲームディベロッパーの中国Happy Elementsは、中国の大手ベンチャーキャピタルLegend Capitalと、米国の大手ベンチャーキャピタルDCM VI, L.P.に対する総額3000万ドル(約23億円)の第三者割当増資を実施した、と発表した。
Happy Elementsは、2009年3月に設立され、中国をはじめとして世界各国の15のSNSプラットフォーム上でソーシャルゲームを提供している。「Facebook」では、2009年にリリースした「開心水族箱」が中国語のソーシャルゲームとしては利用者数No.1となり、9月末時点で毎日150万人のユーザーが利用している。
日本法人にあたるHappy Elementsも日本国内では多くの実績を残している。mixiで「はじめようマイバー」「はじめようマイキングダム」がそれぞれ利用者数ランキングで最高2位を獲得し、GREE版「はじめようポケットバー」は2011年上半期優秀アプリ表彰で期待賞を受賞した。
Happy Elementsでは、今回の資金調達により、ソーシャルゲームの開発をより強化し、世界中のSNSプラットフォームに対して競争力のあるゲームの提供していく、としている。