業界の知を“文化”へ ─現場で即活用できるゲーム分析実践が記された新刊『ゲーム進化論』が「ThinkingData Summit 2025 Tokyo」で発表

 

ゲーム業界向け統合データソリューション「ThinkingData」を提供するシンキングデータは、2025年9月24日(水)に「ThinkingData Summit 2025 Tokyo」を開催する。

今年は「ゲーム運営の未来を切り拓く、データとAIの共創」をテーマに、基調講演や最新事例セッションに加え、新刊書籍『ゲーム進化論 ― データ応用ガイド』の出版発表も大きな注目を集めている。

▲ 昨年出版された前作『ゲームデータアナリティクス』のカバーデザイン

 

前作からさらに深化する知見

ThinkingDataは2024年、『ゲームデータアナリティクス ― よりよい開発・運営に向けたデータ分析の教科書』を出版。Amazonランキングでも上位に入り、業界に広く受け入れられた。

前作がデータ分析の「全体像」を体系化した入門書であったのに対し、新刊『ゲーム進化論 ― データ応用ガイド』は、一歩踏み込んだ“応用”と“実践”を重視している。

 

三部構成で描くデータの進化

新刊は現在編集中であり、最終的なアジェンダは調整中だが、全体は以下のような三部構成を予定している。

  • 第一部:ゲーム分析のシーン別(新規ユーザー分析、離脱分析、マネタイズ施策など)
  • 第二部:ジャンル別分析(MMORPG、ガチャゲーム、ハイパーカジュアルなど)
  • 第三部:データ基盤の構成と実務的ノウハウ

とくに第一部では、「思考・方法・技術」という三層の切り口で分析を捉え直し、ケーススタディとして“新規ユーザーの定着”や“課金導線の改善”といった実務的なテーマが扱われる予定だ。理論と実践が往復する構成が特徴だ。

 

翻訳者の声

前作はデータ分析の“地図”を描いた本でした。新刊はその地図を携えながら、実際にどう道を歩くのかを示す本だ。プランナー、運営、アナリスト、エンジニア問わず、誰もが自分の現場で活かせる実践知を手にしてほしい。

 

データ分析を“文化”に変える一冊

『ゲーム進化論 ― データ応用ガイド』は、単なる技術解説にとどまらず、業界全体のデータ活用文化を底上げすることを目的としている。マウスパッドやアワードと同様に、この書籍も「知識を日常に活かすためのきっかけ」を提供する存在となるだろう。

 なお、本記事で紹介しているビジュアルは昨年刊行された前作『ゲームデータアナリティクス』のもの。新刊のキービジュアルや最終的な構成は現在編集中で、変更の可能性がある。

 


「ThinkingData Summit 2025 Tokyo」では、新刊発表とともに、実際の分析シナリオや事例を登壇者が披露する。出版に先立って最前線の知見に触れられる貴重な機会だ。

学びと遊び、真剣さと楽しさ。その両方を体験できる一日を締めくくる特別な夜を、ぜひ会場で体感してみてほしい。

開催概要

名称:ThinkingData Summit 2025 Tokyo
日時:2025年9月24日(水)13:30開始(13:00開場予定)
対象:ゲームデベロッパー/ゲームパブリッシャーにお勤めの方
形式:事前申込・抽選制

今年も多くの業界関係者が集う本イベント。詳細・申込は特設ページをご覧いただきたい。