【レポート】『モンスターハンターNow』がシーズン7アップデートで新コンテンツ「探索拠点」を実装! 新モンスターやスタイルの追加も!


Nianticは、8月28日、「モンスターハンターNow シーズン7 メディア説明会」を開催した。当日は、エグゼクティブプロデューサーである大隅栄氏やプロデューサーの麥谷結衣氏、ディレクターの菅野千尋氏が登壇し、探索拠点などの新要素や今後のロードマップについて紹介した。本稿では、その模様をお届けしていく。

まずは、9月14日に2周年を迎えるにあたって、大隅氏がこの2年間を振り返った。



▲2023年9月にリリースされた『モンスターハンターNow』は、2025年5月に2000万DLを突破。「最も使われた武器」や「苦戦したモンスター」など2年間でユーザーに遊ばれてきた記録を公開した。

ここで麥谷氏にマイクを渡し、続いてはイラストレーターのコザキユースケ氏が描いた2周年記念イラストや配布アイテムについての情報が公開された。


▲作中にも採用されている自撮り棒を活かしたデザインとなっている。


▲こちらは2周年記念配布アイテム。「【HR300記念キャップ】衣装(頭)」に関しては期限がなく今後もHR300に達したユーザーに配布されるとのこと。

さらに、コザキユースケ氏がデザインを担当した重ね着とスタンプを紹介。


▲こちらは販売アイテムになっているとのこと。

『モンスターハンターNow』では、今後も新モンスターやスタイル強化などさまざまなアップデートを予定している。こちらに関して大隅氏より、3年目に向けたロードマップが公開された。


▲今回のアップデートだけでなく、2026年以降の予定についても触れられている。

●シーズン7「集い築け!空飛ぶ探索拠点!」

ここからは菅野氏がシーズン7について詳細を公開。「エスピナス」がメインとなるキービジュアルは、ブラジルの植物園を舞台に描かれている。



・探索拠点について
さて、今回から登場する「探索拠点」だが、こちらを実装した意図については「地域のみんなが集まる場所にする」というコンセプトがあると菅野氏は説明。探索拠点が導入されることで本作をよりたくさんの人と協力して楽しめたり、ハンター同士で交流できる場所が多くなるのではないかと話した。




探索拠点を遊ぶには、まず「採集ポイント」や「大連続狩猟ポイント」「古龍迎撃戦ポイント」で採集や狩猟に参加して「探索の証」を手に入れる必要がある。「探索の証」を5枚集めて探索報告を行うことで探索拠点が成長する。これに貢献することで報酬が得られるほか、拠点ごとのリーダーボードも用意されているとの話だった。



β版からの変更点としては以下の通りで、大きくは探索報告からハンター情報を削除している。これは、個人情報を漏らしたくないというユーザーの意見からこのように変更されたと経緯を説明した。



続いては正式リリースから追加される新要素について。探索拠点では、約3週間を1ピリオドとし、ピリオドごとにユーザーの活躍を表彰する形でサイクルを回していくという。



▲将来的にはピリオドごとに細かいルールを変更することも検討しているとのこと。「モンスター討伐の証」でも拠点を成長させられるため、モンスターの種類に関係なく日々コツコツと遊び続けることが大事なポイントになりそうだ。

最後に、今後の展望として「モンスター討伐の証のさらなるアップデート」や「狩猟専用のリーダーボードの追加」、「これまで獲得した探索の証の記録を閲覧できる機能」などを予定していることを明かして探索拠点紹介の締めとした。



・モンスター調査ピックアップについて
「モンスター調査ピックアップ」は、ユーザーが探しているモンスターがより出現しやすくなる機能になる。

こちらの機能を導入することを決めた経緯として、リリース時よりモンスターの種類が増えて目当てのモンスターに出会ないという意見が多くなってきた背景があることを説明した。


▲例えば、特定の属性に絞ってモンスターを出現させることなどが可能となっている。

・スタイル強化のアップデートについて
続いて、既に実装されているスタイル強化について、パラメータの上方修正を行うことを発表した。


▲シーズン6までは既存武 器と比べて大きく強さが変わることがなかったが、シーズン7では 大幅に強化されている。
※本画像の数値は開発中のもの。

さらに、装備一覧画面でスタイル強化対象の武器が分かりやすくなるよう表示を変更。装備した際にエフェクトも付くようになっている。


▲エフェクトは強化が進むほど派手になっていく。

・ハンマー・ガンランスのスタイル追加について
さらに今回、ハンマーとガンランスにスタイルを追加。

【ハンマー】
・水面打ち
カウンター型のスタイルで、モンスターの攻撃に合わせて水面打ちを繰り出すことで相手の攻撃を相殺することができる。また、最大溜め状態の攻撃が「回転攻撃」に変わる。回転中にタップすることで回転数に応じてさまざまなアクションに派生するスタイルとなっている。

▲水面打ちで攻撃に相殺するとアッパーに派生。そこから溜めに派生することで最大溜め状態となる。回転攻撃は、回転数が増えるほど回転中の攻撃と派生したアクションの威力が上がる仕様となっている。

・インパクトクレーター
高く飛び上がり、高威力のインパクトクレーターを叩きつけることが可能。隙は大きいが、当たれば大ダメージを与えられる一撃必殺型のスタイルとなっている。

▲タップコンボではアッパーからインパクトクレーターに派生。最大溜め状態の攻撃が溜め強アッパーに変化しており、そこからもインパクトクレーターに繋げることができる。なお、ジャスト回避後のアッパーと溜め2段階から派生した溜め強アッパーからはインパクトクレーターに派生しないので注意。

【ガンランス】
・ブラストダッシュ
溜め状態から指を離すと前方に突進(ブラストダッシュ)。この突進は開始時に左右フリックで角度を調整することも可能。ブラストダッシュを駆使して空中攻撃を叩き込むスタイルとなっている。叩きつけの後の派生は地裂斬になり砲撃ダメージを強化できる。

▲溜め段階に応じて突進距離が伸びるほか、突進中はのけぞり無効となる。また、突進中は打撃攻撃の判定があり、溜め段階に応じてダメージが増える仕様となっている。

・ガードリロード
ガードリロードを駆使して絶え間なく砲撃を放つスタイル。こちらのスタイルでは、リロードが全てガードリロードに変わる。リロード動作中にガード判定があるため、敵の攻撃を受けながらリロードすることが可能となっている。さらに、タイミング良くガードできれば次に放つ爆杭砲の威力が強化される。

▲本スタイルでは竜杭砲が爆杭砲に変化。爆杭砲は竜杭砲に比べて短い動作で爆発が発生する。また、爆杭砲を放つことで一定時間、砲撃以外の攻撃が強化される。

・追加モンスターについて
シーズン7では、「エスピナス」「ガランゴルム」「ルナガロン」と3種のモンスターを追加。



【エスピナス】
当たると同時に毒と麻痺の状態が付与されてしまう強力なブレスを吐いてくる。ブレスは一定時間その場に残り続けるため、触れてしまわないように注意。また、頭の肉質が固いのも特徴だが、咆哮後は状態が変化して柔らかくなるので狙い目でもある。



武器のスキルは「破壊王【SPスキル】」で、SPスキルの部位破壊可能な部位への蓄積ダメージ増加、部位破壊をするたびSPゲージが上昇する効果となっている。



防具のスキルは「追撃」と「ハイチャージ【火】」で、どちらも新スキルとなっている。追撃は初めて部位破壊をすると与えるダメージが増加。ハイチャージ【火】は、残り体力が多いほど、火属性攻撃力が増加する効果となっている。

【ガランゴルム】
大振りなアクションが特徴的なガランゴルムは、左右の腕に異なる属性を付与して攻撃を行ってくる。爆破やられが付与される攻撃もあるので注意。さらに、地面をひっくり返すようなガード不可の大技も繰り出してくる。



武器のスキルは「果敢」で、ジャスト回避が発生しなくなるが、与えるダメージが増加する効果がある。こちらは新スキルとなっている。



防具のスキルは「ガード強化」で、通常はガードできない攻撃も、ガードできるようになる。こちらも新スキルとなっている。

【ルナガロン】
氷を纏って素早い攻撃を仕掛けてくるのが特徴的なモンスター。ジャンプなど縦横無尽に動き回ってくるため動きが捉えづらい。近距離ならヒット&アウェイを意識して、遠距離なら位置に注意しながら戦おう。



武器のスキルは「ハイチャージ【氷】」で、残り体力が多いほど、氷属性の攻撃力が増加する。こちらは新スキルとなっている。



防具のスキルは「弾導強化」。弾・矢の適正距離が広くなる遠距離武器に合わせたスキルとなっている。こちらも新スキルとして登場している。


・追加重ね着について
最後に、新たな重ね着として「ホーネット」「アンティームコート」「グランミラージュ」が登場することが発表された。




そのほか、『モンスターハンターNow』ではコミュニティアンバサダーを募集中とのこと。



9月26~28日の期間には、特定の時間に大量出現イベントが開催。 各探索拠点に「イビルジョー(次元変異)」 が登場することを発表して本説明会の締めとした。




(取材・文 編集部:山岡広樹)

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※画面は開発中のもので、実際のものとは異なる場合がある。

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会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1696億400万円、営業利益657億7700万円、経常利益656億3500万円、最終利益484億5300万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
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