【ゲームエンタメ株概況(9/17)】国内証券が目標株価を引き上げたソニーグループが小反発 『ドラゴンクエストスマッシュグロウ』の開発担当を発表のKLabは乱高下に

9月17日の東京株式市場では、日経平均は5日ぶりに反落し、前日比111.89円安の4万4790.38円で取引を終えた。一時1万5000円台に乗せる場面があったものの、前日の米国市場安や為替の円高方向への推移もあって、主力株を中心に売り物が広がった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は37銘柄(39%)、下落は56銘柄(58%)、変わらずは3銘柄(3%)で、下落した銘柄の方が多かった。
中で、ボルテージ<3639>やモイ<5031>が買われ、GENDA<9166>が3日続伸と強さを見せた。
また、岡三証券が投資判断「強気」を継続し、目標株価を4600円から5200円に引き上げたソニーグループ<6758>が小反発した。
同様にゴールドマン・サックス証券が目標株価を5200円から5900円に引き上げたANYCOLOR<5032>も小幅ながら反発した。
半面、KLab<3656>が乱高下した。KLabは、前日に急騰していた経緯もあって朝方は軟調なスタートとなったが、『ドラゴンクエストスマッシュグロウ』の開発を担当していることを正式発表し、一時288円まで買われた。しかし、買いのエネルギーも長くは続かず、再び売られるなど大きく株価が振られる一日となった。
ほか、ワンダープラネット<4199>が続落し、アエリア<3758>やシリコンスタジオ<3907>などもさえない。

会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 真田 哲弥
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高83億600万円、営業損益13億4200万円の赤字、経常損益12億8000万円の赤字、最終損益27億8200万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長 吉田 憲一郎/代表執行役社長CEO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入12兆9570億6400万円、営業利益1兆4071億6300万円、税引前利益1兆4737億2600万円、最終利益1兆1416億円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758