東京通信グループ<7359>は、子会社ティファレトがAI技術の活用による業容拡大を目指す一環として、ティファレトが展開する「電話占いカリス」「SATORI 電話占い」「恋愛相談 METHOD」の各相談サービスにおいて、生成AIを活用したCS(カスタマーサポート)業務の効率化に向けた取り組みを開始したことを発表した。
この取り組みにおいては、ティファレトが導入する先進的な生成AIソリューションを活用し、LLM(Large Language Model:大規模言語モデル)技術に基づく自然言語処理機能を駆使することで、顧客と鑑定師との多数のコミュニケーションに対する内容精査およびフォローアッププロセスを自動化する。
これにより、従来は人手に依存していた煩雑なチェック業務や進行連絡を効率化し、業務処理の迅速化と正確性向上を通じたサービス品質の改善を実現するとともに、担当者の負荷軽減による人員リソースの最適配分を可能とする。結果として、プラットフォーム事業の収益力向上および競争優位性の強化につなげていく。
さらに、本機能はCS業務にとどまらず、ほかの事業領域への展開も視野に入れており、全社的な生産性向上と付加価値創出を推進していく。
なお、このAI機能導入による東京通信グループの業績への影響については軽微としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高58億6100万円、営業損益2億3000万円の赤字、経常損益2億1100万円の赤字、最終損益4億1300万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359