サイバーステップ、介護保険法による居宅サービス事業などを手掛けるアリアとコンタクトセンタ業務などを手掛ける3rdと子会社化に向けた協議を開始

サイバーステップ<3810>は、10月3日、介護保険法に基づく居宅サービス事業などを手掛けるアリアと、コンタクトセンターおよびコンタクトセンターシステムに関する業務を手掛ける3rdの2社と子会社化に向けた協議開始に関する基本合意書を締結したことを発表した。

筆頭株主であるシーディーワンからの紹介を契機として、両社と同社が接点を持ち、その後の意見交換や協議を通じ、同社が培ってきたデジタル領域の強みと両社の事業分野における専門性が相互に補完し合い、中長期的なシナジー創出につながる可能性があるとの認識を共有するに至った。このような経緯を踏まえ、グループ全体の中長期的な事業ポートフォリオの強化および企業価値のさらなる向上を図るため、2社の全株式を取得し、子会社化することについて、基本合意書を締結した。

なお、2026年5月期の第2四半期決算より、アリアと3rdはサイバーステップの連結子会社となる予定だが、本件は基本合意締結の段階であることから、今後の協議次第では案件中止に至る可能性がある。なお、取得資金は借入による調達を予定しており、取得価額そのほかの詳細は最終契約により確定するとしている。

サイバーステップ株式会社
https://corp.cyberstep.com/

会社情報

会社名
サイバーステップ株式会社
設立
2000年4月
代表者
代表取締役社長 佐藤 類
決算期
5月
直近業績
売上高25億400万円、営業損益17億8700万円の赤字、経常損益19億1600万円の赤字、最終損益16億9500万円の赤字(2025年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3810
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