Hinode Technologies、Botanix Labsと戦略的パートナーシップ…Botanixチェーン上のDAppsと協業、将来的にはバリデーターとしてノード運営も

gumi<3903>は、この日(10月8日)、連結子会社のgC LabsとTISとの合弁会社であるHinode TechnologiesがBotanix Labsと戦略的パートナーシップ契約を締結したことを発表した。
BotanixはBitcoinチェーンを活用するブロックチェーンで、その中核となる「Spiderchain」は、ランダムに選ばれたノードが複数のマルチシグウォレットを共同管理する仕組み。これにより、特定の管理者に依存することなく資産を安全に分散管理でき、セキュリティと分散性の両立を果たしている。
Spiderchainに預けられたビットコイン(BTC)は、Botanixチェーン上で「stBTC」に変換される。ユーザーはこのstBTCを保有することで、発生したガス代(取引手数料)の一部を報酬としてstBTCで受け取れる。Botanixは、BTCベースの利回りを提供する初のブロックチェーンであり、将来性が高く見込まれる。
HinodeはBotanixの戦略的パートナーとして、Botanixチェーン上のDAppsと協業していくほか、将来的にはバリデーターとしてノード運営(※1 )も行う予定。
(※1)ノード運営…ブロックチェーン上での取引承認の合意形成が正常に稼働する状態を担保すること。
なお、Botanix Labsの共同創業者Alisia Painter氏は、gumiグループの豊富な実績に触れ、ビットコインを活用した利回りが機関投資家にも開かれたものであることを示し、ビットコインの普及を加速させるとコメントした。
また、Hinode Technologiesの代表取締役である寺村康氏は、BTCを事業用資産と捉え、その活用を推進していること、またgumiもBTCの将来性に注目していることを述べ、Botanixとの提携を通じて日本における事業機会を共に模索できることを楽しみにしているとコメントした。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高89億4200万円、営業利益3億7000万円、経常利益21億300万円、最終利益20億6300万円(2025年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903