【ゲームエンタメ株概況(10/17)】Switch 2増産報道の任天堂が買われる 東宝は続落して終値ベースで7月15日以来の9000円台割れに

10月17日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比695.59円安の4万7582.15円で取引を終えた。米地銀の信用不安を背景に米国市場で金融株が下落し、国内市場も銀行株などに売り物が先行した。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業97銘柄のうち上昇は18銘柄(19%)、下落は75銘柄(77%)、変わらずは4銘柄(4%)で、下落した銘柄が多数を占めた。
中で、任天堂<7974>が一時1万2000円台を割り込んだものの、前場中ごろから強含みの推移に転じた。任天堂は、一部報道でNintendo Switch 2を2026年3月末までに最大2500万台生産する計画と報じられたことが市場の関心を集めたようだ。
また、U-NEXT HD<9418>やハピネット<7552>、コムシード<3739>などがしっかり。
半面、東宝<9602>が続落し、終値ベースで7月15日以来の9000円台割れとなった。ただし、岩井コスモ証券は同社の投資判断「A」を継続し、目標株価を1万1000円から1万1500円に引き上げるなど、市場の高い評価は続いているもよう。
そのほか、IGポート<3791>やオーバーラップHD<414A>などの下げがきつく、バンク・オブ・イノベーション<4393>は3日ぶりに反落した。

会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆1649億2200万円、営業利益2825億5300万円、経常利益3723億1600万円、最終利益2788億600万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974
会社情報
- 会社名
- 東宝株式会社
- 設立
- 1932年8月
- 代表者
- 取締役会長 島谷 能成 / 取締役社長 松岡 宏泰
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 営業収入3131億7100万円、営業利益646億8400万円、経常利益644億5500万円、最終利益433億5700万円(2025年2月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9602