サイバーステップ、株主のQL有限責任事業組合などを割当先とした新株式および第42回新株予約権を発行 調達資金はM&A資金や運転資金、現物出資による弁済に充当

サイバーステップ<3810>は、10月20日、第三者割当による新株式および第42回新株予約権の発行を行うことを発表した。

本第三者割当による新株式の発行に係る払込みについては、金銭債権の出資(デット・エクイティ・スワップ)の方法により実施する。発行株数は4000万株で、発行価額は1株につき125円。割当先は以下のとおり。

QL有限責任事業組合…800万株
QL第2号有限責任事業組合…800万株
株式会社 Tiger Japan Investment…800万株
エクスヒューム有限責任事業組合…640万株
株式会社Cools’97…160万株
富士キャピタル有限責任事業組合…4,00万株
合同会社つながる…400万株

また、新株予約権については、21万3600個を1個につき569円で発行する。発行価額の総額は1億2153万8400円。発行諸費用を差し引いた手取概算額は27億5342万7400円となる。

調達資金の具体的な使途は以下のとおり。

①M&A及び新規事業運営資金16億5700万円(2025年12月~2026年5月)
②子会社ミライヲツナグにおける運転資金1億400万円(2025年11月~2026年5月)
③子会社テノーラにおける運転資金・システム開発資金3億5900万円(2025年11月~2026年5月)
④グループ各社運転資金6億3300万円(2025年11月~2026年5月)

なお、新株予約権の割当先は以下のとおり。

QL有限責任事業組合…4万個
QL第2号有限責任事業組合…4万個
株式会社Tiger Japan Investment…3万3600個
合同会社つながる…10万個

なお、この新株式と新株予約権の発行による希薄化率は245.31%となる。また、QL有限責任事業組合は主要株主である筆頭株主、QL第2号有限責任事業組合とTiger Japan Investmentはそれぞれ主要株主に該当することになる。

サイバーステップホールディングス株式会社
https://cshd.cyberstep.com/

会社情報

会社名
サイバーステップホールディングス株式会社
設立
2000年4月
代表者
代表取締役社長 湯浅 慎司/創業者 代表取締役会長 佐藤 類
決算期
5月
直近業績
売上高25億400万円、営業損益17億8700万円の赤字、経常損益19億1600万円の赤字、最終損益16億9500万円の赤字(2025年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3810
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