ネクソン、子会社の韓国法人Nitro Studioが韓国破産法に基づく自己破産を申請 負債総額は約99億円 「カートライダー」IPを活用したゲームを開発
ネクソン<3659>は、10月21日、連結子会社である韓国法人Nitro Studioが韓国破産法に基づく自己破産申請を行ったことを発表した。負債総額は約1058億5900万韓国ウォン(約99億6700万円)。
Nitro社は、2020年8月26日に、ネクソングループの「カートライダー」IPを活用したゲーム開発法人として、子会社NEXON Koreaと韓国法人Wonder Holdingsとの合弁会社として設立された。その後、2024年2月にNEXON Koreaが全株式を取得し、完全子会社化した。
2023年3月、Nitro社は開発したゲームを発売するなどの事業を行ったが、期待された成果を上げることができず、発売したゲームは2025年10月16日をもってサービスを終了する運びとなった。これに伴い、Nitro社の法人としての役割が終了したため、今回、自己破産手続きによって会社を清算することが最も適切であると判断したため、申立ての決議に至ったという。
なお、NEXON KoreaはNitro社に対する貸付金を有しているが、全額貸倒引当金を計上済みのため新たな損失は発生しない。また、ネクソンの連結決算においても、影響はないものとなる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4462億1100万円、営業利益1241億7600万円、税引前利益1959億8700万円、最終利益1348億4800万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659
会社情報
- 会社名
- NEXON Korea(ネクソンコリア)