中国や東南アジアなど海外展開を強化しているアドウェイズ<2489>だが、同社は、本日(10月20日)、伊藤忠商事に対し、第三者割当による自己株式の処分を行うと発表した。処分する株式数は、1株12万6900円・4689株で、売却価額は5億9500万円となる。
アドウェイズでは、新規広告主の獲得や海外事業の拡大、スマートフォン事業の拡大などを掲げてきたが、広告主の獲得支援や海外展開にあたって協業してきた。東南アジアや中国に進出するにあたって、伊藤忠との関係性を強化することで、海外事業をスピーディかつ確実に推進できると判断したため、としている。
今回の売却で調達した資金については、デザイン制作等の外注費やサーバーなどへの設備投資3年分に充当する。具体的には、東南アジア諸国への子会社の設立費 用である資本金、人件費、オフィス賃料等の運 転 資 金に充当するほか、広告配信システムの現地対応、デザイン制作等の外注費及びサーバー等への設備投資3年分に使用する予定。
なお、今回の譲渡により、伊藤忠のアドウェイズ株式の保有比率は20.4%となり、アドウェイズは伊藤忠の持分法適用会社となる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アドウェイズ
- 設立
- 2001年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 山田 翔
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2489