Link-Uグループ<4446>は、サウジアラビアに本社を置く翻訳・ローカリゼーション企業であるTarjama社と、日本のデジタルコンテンツ（主にマンガ・アニメ）のアラビア語ローカライズ、配信、および官民連携による事業開発を目的とする基本合意書（MoU）を締結したことを発表した。
本業務提携は、両社が協力して日本のデジタルコンテンツ（主にマンガ・アニメ）の中東・北アフリカ地域（以下、MENA 地域という）向けローカライズ・配信・官民連携事業を推進するための協力枠組みを構築することを目的としている。MoUで定められた具体的な目的は以下のとおり。
・日本のマンガ等のデジタルコンテンツをアラビア語圏向けに最適化するための翻訳・編集
ローカライズの共同実施
・MENA地域に最適化されたデジタルコンテンツプラットフォームの開発・導入
・サウジアラビアの官民連携プログラム（例：Saudi Vision 2030）と整合した共同プロジ
ェクトの企画・実行
・アラビア語圏における人材育成（翻訳・編集・デジタルストーリーテリング分野）への貢
献
今後はアラビア語翻訳の概念実証（PoC）、ユーザー体験（UX）の検証、現地機関との協議を行い、その結果を踏まえ、以下の取り組みを推進していく。
・翻訳ラインの標準化
・共同配信モデルの構築
・官民連携プロジェクトへの提案・参画
・MENA地域のクリエイティブ産業における人材育成支援
