Peripheral Playbox、不条理なコメディアドベンチャー『Drywall Eating Simulator』を12月10日にリリース

Peripheral Playboxは、新作のコミカルなナラティブアドベンチャー『Drywall Eating Simulator』をPC(Steam)向けに12月10日にリリースすると発表した(日本では12月11日となる)。

本作は、日常のプレッシャーに耐えきれなくなった主人公が壁(乾式壁)を噛み砕くことでストレスを発散するという、物理ベースのナラティブ3Dアドベンチャーゲーム。

プレイヤーは、人との雑談や重要業績評価指標(KPI)の達成、株主価値の最大化といった社会生活を送りながら、限界に達すると壁食いに走る。

後期資本主義社会の一部を探索し、個性豊かでしばしば不愉快なキャラクターと出会い、そして手近な壁を噛み砕いて鬱憤を晴らすことができる。この秘密を公にするか否かはプレイヤー次第である。

ゲーム内での「乾式壁を食べる」という行為は理解に苦しむ部分があるが、以下のような比喩的な意味を持っているという。

・究極のストレス発散: 誰にも邪魔されず、詮索されず、判断もされない壁を噛み砕く行為は、「もう優しく振る舞うのに疲れた」「とにかく何か噛みつきたい」という現代人の抑圧された衝動の表現。
・秘密の対処法: プレイヤーは、この「壁を食べる秘密」を他人に知られないように、さまざまなレベル(アパート、ハードウェアストア、オフィス、アートガラなど)をナビゲートする必要がある。

つまり、「Drywall Eating Simulator」は、医学的な異食症をシミュレートするのではなく、現代社会のストレスを「壁を食べる」というシュールでユーモラスな行動で風刺しているという。

 

▼Steamストアページ
https://store.steampowered.com/app/3749110/Drywall_Eating_Simulator/