ネクソン、『The First Descendant』26年前半のロードマップを公開…新「ホードモード」やファーミング改善、バランス調整などアップデート実施

ネクソン<3659>は、『The First Descendant』の2026年前半のロードマップを公開した。新「ホードモード」やファーミング改善、バランス調整など、今後のアップデート詳細を発表した。ゲームの核となる楽しさを刷新するため、戦闘コンテンツの拡大、バランス調整、そして全体的なファーミングの強化に焦点を当てた開発を計画しているとのこと。「目標設定」から「ファーミング」、そして「エンドゲームコンテンツへの挑戦」というサイクルを再編成することを発表した。

また、フィールドとミッションがランダムにローテーションする大規模なゴールドファーミング地域を開放し、単調さの軽減に繋げるための「亀裂の追跡」をはじめとする新コンテンツを一部公開した。高い難易度のエンドゲームアクションを求めるプレイヤー向けには、新たな「ホードモード」が提供される。これは4人パーティで、戦略的にタレットやバフを配置しながら、戦いで得たリソースを使って波状攻撃を仕掛けてくる強力な敵のウェーブに立ち向かうコンテンツである。

クリエイティブディレクターのチュ・ミンソク氏は「単にコンテンツを追加するだけでなく、コミュニティの声を真摯に受け止めながら、ゲームの魅力を引き出す要素を拡充することによって、コアとなる体験を再構築・再編成しようと考えています。そして、プレイヤーにとって魅力的で友好的な体験を提供することを目指しています。プレイヤーが再び『The First Descendant』の世界に足を踏み入れたとき、ゲームの新たなビジョンを発見してくれることを願っています」と述べている。

 

■2026年のロードマップと今後の計画

【2026年2月】
エピソード3の配信開始が予定されており、新たなディセンダント「ディア」を中心としたメインストーリ―が展開する。

【今後の計画】
ファーミングの大幅な見直し(作戦指令とディセンダントミッションダッシュボードといった機能)、ゲーム序盤の体験改善(「ブーストパス 2.0」を含む)、月次バランスアップデート(ディセンダントや武器のリワークを含む)、そしてサービス安定性の強化が含まれる。

【エンドコンテンツ】
「ヴォイド迎撃戦」のハードモードは新たなエンドコンテンツへと刷新される。

 

 

■シーズン4について

【来年の夏】
配信が予定されているシーズン4では、「カレル」の物語と最終決戦が描かれ、その物語の規模にふさわしい新たなメガダンジョンの導入でクライマックスを迎える。

【武器システム】
武器システム全体の大幅な見直しも導入され、現在の煩雑な進行構造をより合理化されたシステムに刷新する。「トランセンダントティア武器」はファーミングコンテンツを中心に再構築され、全く新しい武器システムを提供することを目標としている。

 

■12月アップデートについて

開発者ライブでは、間もなく配信を開始する12月アップデートの概要も発表された。

【新ディセンダント:「アルティメット・ユジン」】
ユジンの継承者ストーリーが描かれ、2つのアルティメットスキルモジュールを持つハイブリッドなプレイスタイル(「戦闘プロトコル」:戦闘特化型、「戦場の軍医」:サポート特化型)を導入する。

 

【新ダンジョン:禁じられた聖所】
協力プレイに対応し、手強い新ボスが登場するアクシオンの実験施設。

【新たな巨神: Grim Reaper(グリムリーパー)】
新アビス・コロッサス。毒属性をもち、「デスストーカー」の変異体である。

【月次バランスアップデート】
エイジャックス、フレイナ、バルビー、ビエッサーを含む複数のディセンダントと、一部の武器に対してプレイスタイルとスキル性能を向上させるためのバランス調整を実施する。

 

■その他

バニー専用の新しい外部コンポーネント「スプリントアクセラレーター」が追加される。トレードマーケットを通じて「先覚者モジュール」の取引が可能になる。

株式会社ネクソン
http://www.nexon.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ネクソン
設立
2002年12月
代表者
代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
決算期
12月
直近業績
売上収益4462億1100万円、営業利益1241億7600万円、税引前利益1959億8700万円、最終利益1348億4800万円(2024年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3659
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