11月12日付けの新聞記事

 日経産業新聞に掲載されていた、コーエーテクモゲームスの小林伸太郎専務のインタビューを取りまとめた記事は非常に興味深かったです。

 

 

■タイトー、米ソーシャルゲーム大手と提携

 11月12日付け日経産業新聞は、タイトーが11日、米ソーシャルゲーム大手のポップキャップゲームスと提携すると発表した、と報じています。報道によれば、同社の人気パズルゲームなどを配信するとのこと。まず、SNS大手の「GREE」で「ポップ☆タワー」を提供する予定。ポップキャップのタイトルを加えることで、タイトーは、ソーシャルゲーム市場への展開を加速する、としています。

 

■コーエーテクモゲームスのソーシャルゲームへの取り組みについて

 11月12日付けに日経産業新聞は、コーエーテクモゲームスの小林伸太郎専務にインタビューを行っています。コーエーテクモゲームスは、8月より、ソーシャルゲームに参入し、「100万人の信長の野望」の会員数はタイトルどおり100万人を突破しました。モバイルでの利用が少ない20-30代後半のユーザーを取り込むのに成功しているそうです。

 同社で注意した点は、最初の数分でいかにゲームの内容を知ってもらうか、だそうです。さらに長く遊んでもらえるよう、期間限定のイベントや全国大会等も実施しているとのこと。コーエーテクモゲームスでは、当面はソーシャルゲーム分野を開拓しながら、スマートフォンへの展開を図っていくようです。

 

■ガンホーOE、1-9月期の純利益が7.3倍

 11月12日付けの日本経済新聞朝刊は、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が11日発表した2010年1-9月期連結決算は、純利益が前年同期比7.3倍の14億円だったと報じています。主力のオンラインゲーム事業で主力作品の内容を更新したことが奏功し、利用者数やゲーム内で使うアイテム販売が伸びたことに加え、前期に計上したソフトの減損など特別損失も減ったことが主な要因。

 

■ドワンゴ、2010年9月期は最終利益14億円

 11月12日付けに日本経済新聞朝刊は、ドワンゴが11日発表した2010年9月期の連結決算は、最終損益14億円の黒字(前の期は7億8200万円の赤字)となったと報じています。3月に単月黒字となった動画共有サイトの「ニコニコ動画」が通期で黒字化したことが寄与したことに加えて、ゲーム事業が伸びたとのこと。