GENDA<9166>は、この日(12月17日)、2025年11月度のGENDA売上進捗レポートを公開し、2025年11月度の月次売上高(合計)は前年同月比48.3%増の147億2400万円と大幅な成長を達成したことを明らかにした。累計売上高(合計)は同53.4%増の1343億3300万円だった。主力のエンタメ・プラットフォーム事業の売上高が同49.6%増の133億8400万円とけん引した。内訳は、アミューズメントが同44.0%増の96億9300万円、カラオケが同36.8%増の25億6400万円と伸びた。国内アミューズメント施設の既存店売上成長率は曜日調整後で106%と好調を維持した。
また、エンタメ・コンテンツ事業の売上高は同36.1%増の13億3900万円で、累計では同22.6%増の112億5500万円だった。主力のキャラクターMDは、同66.7%増の8億9800万円と大きく伸びた。

トピックスとしては、11月は国内外で積極的な店舗展開を進めた。国内では、カラオケ施設『カラオケALL』など62店舗を運営するメロ・ワークスがグループに加わり、共同購買による店舗運営効率の向上が期待される。
海外では、英国の(旧)Inspired Gaming (UK)が運営していた『PLAYNATION』などアミューズメント施設100店舗とミニロケ125箇所がグループに仲間入りし、会社名を「GENDA Playnation Entertainment Ltd.」に変更した。同社は今後、欧州での店舗展開や日本式のKawaii景品、アニメIP景品を導入し、更なる規模拡大を目指す。
国内の店舗展開として、プライベート型フォトスタジオ『スタジオコフレ』の48店舗目となる『スタジオコフレ名古屋名東スタジオ』が愛知県にオープンした。このスタジオは、家族だけで貸し切りにできるプライベート空間が好評である。
さらに、駅前の大型商業施設にアミューズメント施設『GiGO』を2店舗オープンした。東京都多摩市に『GiGOヴィータモールせいせき』が、神奈川県茅ヶ崎市に『GiGO BLIX茅ヶ崎』が開業した。
また、千葉県船橋市の「ららぽーとTOKYO-BAY」には、サクマ製菓とコラボレーションしたファミリー向け屋内パーク『FUN VILLAGE in TOKYO-BAY』がオープンした。このパークはサクマ製菓のキャンディ『いちごみるく』をテーマにしており、「レトロかわいい」空間がファミリー層やZ世代にも好評を得ている。
飲食事業では、Sweet Pixelsが兵庫県姫路市の駅ビルにレモネード専門店『LEMONADE by Lemonica』と生ドーナツ専門店『UNI DONUTS』を、大阪府守口市のイオンモール大日にも『UNI DONUTS』を開業した。
その他、『カラオケBanBan』は神楽坂店、上野駅前通り店、高田馬場店、新宿歌舞伎町一番街店、川崎銀柳街2号店、佐久平店の都心繁華街と郊外に6店舗を新規オープンし、上野と歌舞伎町には待望の初出店となった。長野県の佐久平店はダーツも利用できる郊外型の店舗である。
会社情報
- 会社名
- 株式会社GENDA
- 設立
- 2018年5月
- 代表者
- 代表取締役会長 片岡 尚/代表取締役社長 申 真衣
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高1117億8600万円、営業利益79億6500万円、経常利益73億0500万円、最終利益33億0400万円(2025年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9166