
早川書房は、刊行する新書レーベル「ハヤカワ新書」より発売中の廣田龍平『ネット怪談の民俗学』と、ミステリーアドベンチャーゲーム『都市伝説解体センター』のコラボを発表。2025年12月末より順次、センター長・廻屋渉のイラスト入り全面帯で書店に並ぶ。
ゲームでもおなじみの解体ポーズを取る「廻屋渉」イラストが全面帯に!
都市伝説解体センターのセンター長、廻屋渉(めぐりやあゆむ)が、都市伝説の裏に隠された真実を解き明かす場面で行う「解体」。作中でも印象的な場面のイラストを全面帯にしている。
刊行直後から「ゲームの理解が深まる」「一緒に読むべき」と『都市伝説解体センター』のプレイヤーからも絶賛の声が多数寄せられていた本書。
「きさらぎ駅」や「コトリバコ」、「鮫島事件」など数多のネット怪談を対象に、時にはSNSから情報を収集し、そのルーツを追っていく様はゲームと重なるところがあるかもしれない。
『ネット怪談の民俗学』廣田龍平(ハヤカワ新書)
空前のホラーブーム、その源流がここにある。
「きさらぎ駅」「くねくね」「三回見ると死ぬ絵」「ひとりかくれんぼ」「リミナルスペース」など、インターネット上で生まれ、匿名掲示板の住人やSNSユーザーを震え上がらせてきた怪異の数々。本書はそれらネット怪談を「民俗(民間伝承)」の一種としてとらえ、その生態系を描き出す。不特定多数の参加者による「共同構築」、テクノロジーの進歩とともに変容する「オステンション(やってみた)」行為、私たちの世界と断絶した「異世界」への想像力……。恐怖という原始の感情、その最新形がここにある。
著者:廣田龍平
刊行日:2024/10/23
判型:新書
出版社:早川書房
定価:1,276円(税込)
ISBN:9784153400337
(C)Hakababunko/SHUEISHA, SHUEISHA GAMES.