グリーHD、2Q(7~12月)決算は売上高10%減、営業益30%減に ゲーム事業が既存タイトル中心の運営で減収減益に VTuber事業の収益化が進む

グリーホールディングス<3632>は、2月5日、2026年6月期の第2四半期累計(7~12月)の連結決算を発表、前年同期比で減収減益となったものの、収益性改善により会社側の想定を上回る利益水準での着地となった。

■第2四半期決算実績

売上高254億7200万円(前年同期比10.7%減)
営業利益14億6800万円(同30.6%減)
経常利益20億7400万円(同3.9%減)
最終利益12億3100万円(同28.9%増)

■各セグメントごとの状況

①ゲーム事業 売上高146億5100万円(前年同期比19.3%減)、営業利益12億7500万円(同23.2%減)
既存タイトルの長期運営体制による収益安定化に取り組むとともに、新規タイトルの開発を進めた。既存タイトルを中心とした事業運営となり軟調に推移した。

②VTuber事業 売上高43億9700万円(同9.0%増)、営業利益5億6000万円(同127.1%増)
プラットフォーム事業において、「REALITY」のコンテンツ拡充および機能拡充を進めるとともに、グローバル展開を進めた。プロダクション事業における積極的な投資を継続しながらも、VTuber事業全体で堅調に推移した。

③IP事業 売上高8億7800万円(同1.1%減)、営業損益1600万円の赤字(前年同期2億4300万円の黒字)
ライセンス事業が軟調に推移しながらも、セグメントにおける新規事業の本格的な立ち上げに向けた投資などを継続して進めた。

④DX事業 売上高37億5700万円(同7.2%増)、営業利益4億5700万円(同5.2%増)
リカーリング型の事業構造への転換に向けた積極的な投資を継続しながらもDX事業全体で計画通り進捗し、堅調に推移した。

⑤投資事業 売上高13億3700万円(同35.8%減)、営業損益2億3300万円の赤字(前年同期2億2600万円の黒字)
インターネット・IT領域を中心に投資するベンチャーキャピタルやスタートアップへの投資に取り組んだ。投資先ファンドからの分配は減少し、また、投資先ファンドにおける保有株式の評価替えの影響などにより軟調に推移した。

■2026年6月通期の見通しは引き続き非開示

2026年6月期通期の連結業績予想は引き続き非開示。同社グループを取り巻く事業環境は短期的な変化が激しく、市況の影響を受ける投資事業の連結業績への影響も一定あることから、連結の業績見通しについて適正かつ合理的な数値の算出が困難であると判断したため、としている。

※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。

グリーホールディングス株式会社
https://hd.gree.net/

会社情報

会社名
グリーホールディングス株式会社
設立
2004年12月
代表者
代表取締役会長兼社長 田中 良和
決算期
6月
直近業績
売上高571億1100万円、営業利益48億6000万円、経常利益37億6000万円、最終利益11億9400万円(2025年6月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3632
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