
KADOKAWA<9468>は、第3四半期累計決算で損失計上したアニメ・実写映像事業について、第4四半期以降は複数の大型作品の放送・配信が控えており、着実な業績改善が見込まれると明らかにした。あわせて、製作費の高騰が継続する中、1タイトル当たりの収益拡大のために国内外の二次利用展開強化に引き続き注力していく。
第4四半期では、前作までに配信のみならず二次利用展開によるライセンス収入が大きく貢献した『【推し の子】』など強力なタイトルが複数展開する。
2027年3月期においても、第1四半期から『Re:ゼロから始める異世界生活』や『ようこそ実力至上主義の教室へ』など同社原作を基に した大型アニメタイトルの続編展開を予定しているという。さらに第2四半期以降も人気シリーズIPの最新アニメ作品が複数控えている。
なお、第3四半期累計決算は、売上高316億3200万円(前年同期比16.6%減)、セグメント損失9億400万円(前年同期 営業利益47億500万円)だった。
初のアニメ化作品の構成比が高かったことから1作品当たりの売上が減少し、人気シリーズ最新作をはじめとして大型作品が力強く貢献した前期からは減収となったという。実写映像では、メディアミックスによる劇場新作が貢献した一方、劇場公開済みの複数作品に係る二次利用収入が大きかった前年同期からは減収となった。


会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2779億1500万円、営業利益166億5100万円、経常利益177億4200万円、最終利益73億9200万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468