カプコン<9697>は、本日(10月26日)、第2四半期累計(4~9月期)の連結業績を発表し、売上高292億5200万円(前年同期比28.1%減)、営業利益27億8200万円(同29.4%減)、経常利益19億0700万円(同33.8%増)、当期純利益9億0600万円(同49.2%減)だった。
前年同期に大型ソフトの投入が相次いだ反動減などもあって減収減益となるものの、当初の計画を上回る着地だった。コンシューマ・オンラインゲームでは『モンスターハンターポータブル 3rd HD Ver.』や『バイオハザード ザ・マーセナリーズ3D』などが底堅い売れ行きとなったほか、ソーシャルゲーム『スマーフ・ビレッジ』が好調だった。またアミューズメント施設も身近な娯楽として見直されたことで回復基調に転じた。
セグメント別の状況では、コンシューマ・オンライン事業の売上高ガ41.1%減の181億1300万円、営業利益が50.3%減の22億5100万円、モバイルコンテンツ事業の売上高が89.0%増の22億8100万円、営業利益が201.0%増の9億0300万円、アミューズメント施設の売上高が2.3%増の60億5400万円、営業利益が67.1%増の12億2300万円、アミューズメント機器の売上高が19.2%減の11億3600万円、営業損益2億1600万円の赤字となった。
2012年3月期は、売上高860億円(前期比12.0%減)、営業利益121億円(同15.4%減)、経常利益120億円(同6.7%減)、当期純利益70億円(同9.7%減)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697