【レポート】『バイオハザード レクイエム』完成披露発表会で狩野英孝さんがチェンソーゾンビに絶叫! 森川智之さん&貫地谷しほりさんの生アフレコも!


カプコン<9697>は、2月27日に、「バイオハザード」シリーズ最新作『バイオハザード レクイエム』を発売する。これを記念して、発売前日の2月26日に、品川 ザ・グランドホールにて完成披露発表会を開催した。本稿では、その模様をレポートしていく。

本会では、本作のディレクター・中西晃史氏、プロデューサー・熊澤雅登氏が『バイオハザード レクイエム』の紹介を行うほか、シリーズ30周年記念施策やコラボレーション施策の紹介など、最新情報の発表を実施。また、ゲストとして「バイオハザード」好きを公言し、ゲーム実況も行うお笑い芸人・狩野英孝さんがゲームプレイを披露。本作で声優を務める森川智之さん、ゲーム声優初挑戦となる貫地谷しほりさんによる生アフレコ、通信販売のCMでおなじみの夢グループとのコラボ企画の発表を行った。


▲本イベントのMCは宇内梨沙さんが務めた。

■30周年の集大成が始動――『バイオハザード レクイエム』開発陣が語る"新たな恐怖"の形

会が始まると、まずはカプコン『バイオハザード レクイエム』ディレクターの中西晃史氏、同じくカプコン『バイオハザード レクイエム』プロデューサーの熊澤雅登氏が登壇。無事にこの完成披露発表会を迎えられたことについてファンへの感謝を示しつつ、挨拶を行った。

本作について熊澤氏は「3月で30周年を迎える「バイオハザード」シリーズの節目にお届けできる作品として、非常に自信のある内容になっています」と自信を覗かせた。事実、最初に試遊イベントを開催したドイツでは6時間待ちの待機列ができるほどの人気ぶりだったのだとか。また、グラフィックについてもハリウッドでCGを作っていたメンバーも開発チームに参画して協力しており、肌や感情の表現にも注目してほしいと述べた。


▲『バイオハザード レクイエム』ディレクターの中西晃史氏(写真左)と、プロデューサーの熊澤雅登氏(写真右)。

『バイオハザード レクイエム』では、「グレース」と「レオン」という2人の主人公が登場する。FBIの分析官であるグレースは、連続瀕死事件を調査する中で過去に母親が殺された現場へとたどり着く。そこで襲われてしまい、事件に巻き込まれていくのだという。一方、レオンはバイオハザード事件のスペシャリストとしてバイオテロ容疑者を追いかける中でグレースを襲った連中にたどり着く。一見それぞれ違う話が徐々に交錯することで物語が展開していくのだと中西氏は説明した。



また、今作の舞台は『バイオハザード2』に登場し、今やシリーズの原点ともなっている「ラクーンシティ」。かつては10万人が暮らす大きな街として栄えていたが、未曾有のバイオハザードが発生したことで市民もろとも滅びてしまった。廃墟と化したラクーンシティは未だに政府の隔離区域として監視されている。


▲当時の事件の数少ない生存者であるレオンが自身のルーツとなるラクーンシティに帰ってくるという部分も見所のひとつとなっている。

先に説明した通り、本作にはグレースとレオンの2パートが存在しており、それぞれの体験は全く異なるものになっている。特に、グレースはシリーズの中でも飛びぬけて“怖がりな主人公”であるため、じわじわと迫りくる恐怖を体感できるパートになっているようだ。一方、レオンはこうした事件のベテランでもあるため襲い来る敵にも反撃可能。緊張感のある戦闘を主体としたアクションホラーを体感できるとの話だった。

この温度差が今までのシリーズにない緩急を生み出しており、『バイオハザード レクイエム』独自の魅力に繋がっていると中西氏は語った。



さらに、これまではシリーズごとにカメラシステムが決まっており、ファンの中でもさまざまな意見が飛び交っていたが、本作では一人称と三人称で視点を自由に切り替えられるようになっている。より恐怖心を煽りたいときは一人称で、アクションを楽しみたいときは三人称にするなど、自身のプレイスタイルに応じて視点を変更することができるのはありがたい。



その他、今作では難易度も幅広く用意しており、最も簡単なモードなら照準が自動で体力も自動回復するようになっているため誰でもクリア可能になっているという。ホラー体験やストーリーを中心に楽しみたい方にも安心してオススメできる内容だ。



■まさかの異色タッグが実現!夢グループ×『バイオハザード レクイエム』コラボの舞台裏



ここで、2月20日に公開されて話題となった夢グループとのコラボレーション映像を上映。

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続けて、映像に出演していた夢グループの石田重廣社長と、所属歌手である保科有里氏が登壇した。


▲夢グループの石田重廣氏(写真左)と保科有里氏(写真右)。

今回のコラボレーションについての反響に関して石田氏は「1000~2000万人の人から反応をいただけたうえ、商品がすぐに完売してびっくりしました」とコメント。保科さんも「よく、夢ぶら下がり健康器とセットにしたなと感心しました」と話した。


▲2月20日20時より予約受付を開始した、『バイオハザード レクイエム』と「夢ぶら下がり健康器」がセットになったこちらの「恐怖の悪夢セット」は、僅か2時間ほどで完売になったのだとか。

またこの日、熊澤氏が着用していたTシャツは『バイオハザード レクイエム』と夢グループコラボのオリジナルデザインとなっており、2月27日より、バイオハザード公式X(@BIO_OFFICIAL)にて実施する「発売記念キャンペーン」の賞品のひとつとなっており、抽選で50名にプレゼントされるとの話だった。



ここで改めて今回、『バイオハザード レクイエム』と夢グループのコラボが実現した経緯について熊澤氏が解説。コラボを行うにあたって、誰もが見たことない新しい価値を創出していきたいとの想いから、“サバイバルホラーという緊張感の高さ×夢グループが持つ柔らかく温かいイメージ“を掛け合わせたらどうなるのかと考え、カプコンから提案したのだという。その際、最初は動画のみ展開する予定だったが、話を進めるうちにここでしか買えない商品を販売するのも良いのではないかとなり、プロモーションチームとも話し合った結果、“ゲーム×健康”にピンときて「恐怖の悪夢セット」が誕生したのだと振り返った。



■森川智之さんが語る“過去一追い詰められたレオン”とは
貫地谷しほりさんはゲーム声優初挑戦の裏側と生アフレコを披露

夢グループの石田氏と保科氏はここで降壇し、代わりにゲストとしてお笑い芸人の狩野英孝さん、レオン役の声優・森川智之さん、女優の貫地谷しほりさんらが登壇した。


▲「バイオハザード」シリーズに関しては学生の頃から愛しており、これまでの作品もほとんどプレイしてきたという狩野さんは「『バイオハザード レクイエム』完成おめでとうございます。いよいよ発売ということで僕も本当に楽しみにしています。一所懸命に応援できるように頑張ります!」と挨拶を行った。

また、この日の狩野さんはレオンやラクーンシティが描かれたTシャツを着て登場。『バイオハザード レクイエム』がどのようなストーリーになっているのか本当に楽しみだと発売が待ちきれない様子だった。



さらに、貫地谷さんが登壇する際には本作でグレース役の声優を務めていることが初めて明かされた。



今回、ゲーム声優初挑戦となる貫地谷さんにグレース役をオファーしたきっかけを問われた熊澤氏は「本作には2人の主人公が登場する中で、レオンには森川さんが頼もしく正義感に溢れた声をあてていただいております。その対照的な存在であるグレースは、バイオハザード事件を初めて体験するキャラクターになっておりますので、そういった意味でもこれまでの「バイオハザード」シリーズに関わってこなかった方を選定したいと考えていました。そこに加えて、グレースは物凄く怖がりで今までのシリーズにないセンシティブな感情を表現しなければならないキャラクターでもあったのですが、貫地谷さんの演技を拝見した際にお願いできないかと思ったという経緯があります」と答えた。

これに対して貫地谷さんは「これだけ多くの方が駆けつけてくださっている様子を見て、今じわじわと実感が湧いてきました。これまでの自分の作品を見てオファーしてくださったというのは凄く嬉しく思います」とコメントした。



また、初めての声優仕事もカプコン絡みだったという森川さんは「まだ絵もドットで音声も数秒しか入れられなかったときに、次の作品は声を4秒ほど入れられるので声優を起用したいということでオファーがあったのが『ストリートファイター』のリュウでした」と、中西氏や熊澤氏も知らないカプコンの秘話を明かしてくれた。

次に、グレースを演じるうえで大切にしたポイントを問われた貫地谷さんが「自分がリアリティーをもって怖がることを意識しました。キャラクターが画面に写っていないところでも息遣いが必要になるのはびっくりしました」と答えると、熊澤氏も「グレースは息遣いが非常に大切なキャラクターになので、そういった部分も凄く素敵に演じていただけて本当に嬉しいです」と話した。


▲この日までに実際のゲーム画面を見ていたという狩野さんも「叫ぶシーンが凄くリアルで、非常に完成度が高かったのでいろいろ見習いたいと思いました」と感想を漏らした。発売後は『バイオハザード レクイエム』の実況プレイもしたいとの話だったので、狩野さんの配信も楽しみに待ちたい。

さらに、今作のレオンについて森川さんは「毎回大変だけど、今回は過去一大変で相当追い詰められます」と展開についても言及。その中にあって「“レオンはこうでなくちゃ”というカッコ良さもありますので、ぜひ堪能してもらいたいです」と語った。


▲「バイオハザード」シリーズは時間軸が前後するシーンもあるため、毎回、収録前に開発陣とのディスカッションを経てチューニングをしてから収録に臨んでいるのだという。

その後は、森川さんと貫地谷さんが映像に合わせて生アフレコを披露。実際に作中でも見られる、グレースとレオンが初めて出会うシーンが再現された。




生アフレコを終えた森川さんは「初めて合わせたとは思えないぐらいスムーズで、素晴らしいコンビが誕生したと思います」と感想を述べた。間近で聴いていた狩野さんも「台詞はもちろん、途中の息遣いも本当にリアルでした!」と満足げな様子だった。

■チェーンソーゾンビ襲来!?狩野英孝さんが実機プレイで絶叫、らしさ全開のリアクションを連発!

本会の終盤には、狩野さんによるゲームプレイのコーナー。今回は、レオンでアクション性の高い部分をプレイしていくとのこと。

ゲームが始まってすぐ、以前に体験したときとは施設内の様子が異なることに戸惑いを見せる狩野さん。「時代背景が違うのか!?」とシリーズファンならではの鋭い考察も見せていたが、これが合っているかどうかについては、ぜひ明日発売後にゲームをプレイして確かめてほしい。



ゲームプレイを進めたところで、突如、「緊急プロトコル発動」という不穏な放送が流れる。そこへ、当たると一撃でやられてしまうチェンソーを持った凶悪なゾンビが登場!?

突然始まった戦闘に慌てながらも、下がりつつヘッドショットを決める様はお見事。しかし、チェンソーを持ったゾンビを倒しても、別のゾンビがチェンソーを拾って再度襲い掛かってくる。


▲今作では、敵の攻撃に対してパリィで対処可能。しかし、パリィ後はしっかりと武器を研がなければ再度使用することができないので注意。

そこで、敵が落としたチェーンソーを拾おうと試みるが、落とした際の勢いが収まっておらず、逆に自分がダメージを受けてしまう。そんな狩野さんらしいうっかりがありつつも、見事、閉ざされた部屋からの脱出に成功したところで今回のゲームプレイは終了となった。



実機プレイを終えた狩野さんは「めちゃくちゃ楽しい!自分でプレイしてヘッドショットでゾンビを倒す爽快感もありますし、チェンソーでゾンビを倒すのも新しくてスカッとしました!」と感想を述べた。

■USJコラボ&30周年施策が続々公開!『バイオハザード』最新展開を一挙発表

最後に、『バイオハザード』の最新情報をいくつか発表。

2026年に25周年を迎えるユニバーサル・スタジオ・ジャパンと30周年を迎える「バイオハザード」シリーズのコラボが決定。本コラボでは、『バイオハザード レクイエム』の世界をリアルに体感できるプロジェクトを進行中とのこと。2026年開催予定となるため、続報を楽しみに待ちたい。



また、2月27日に公式テーマソングのミュージックビデオを公開。3月7・8日には大宮ソニックシティ大ホールにて、オーケストラコンサート「BIOHAZARD 30th Anniversary Concerts -Symphony of Legacy-」を開催する。チケットや公演の詳細については公式サイトで確認できる。



シリーズ初となる「amiibo」が登場。グレースとレオンが2026年夏に発売予定で、読み込むことでそれぞれ特別な武器スキンを使用可能になるとのこと。



会の締めには、ゲストの3人からファンに向けて以下のメッセージが送られた。



森川さん「バイオハザードファンの皆さん、とうとうこの日がやって来ました。明日からレオンやグレースと共に『バイオハザード レクイエム』の世界を思いっきり楽しんでください!」

貫地谷さん「こんなにたくさんのファンがいる作品に出演できて本当に嬉しいです。最初はビビりのグレースも最後には成長してまた違う一面も見られるようにな内容になっておりますので、ぜひ最後まで楽しく、怖がりながらプレイしてください」

狩野さん「まずカプコンさん、本当に『バイオハザード レクイエム』の完成おめでとうございます。今日の0時をソワソワしながら待ちたいのですが、明日が午前中から仕事で、プレイするとハマってしまうので、まずは仕事を第一優先にしつつ、リフレッシュ時間には『バイオハザード レクイエム』を思いっきり楽しみます!配信でも遊ばせていただくので、視聴者の皆さんと一緒に楽しみたいと思います」


 『バイオハザード レクイエム』は、シリーズ30周年という節目にふさわしい挑戦と進化を感じさせる内容となっていた。開発陣による新たな試みや豪華ゲストによるステージイベントを通じて、その完成度と注目度の高さを改めて印象付けた本作。いよいよ明日、プレイヤー自身がこの恐怖と物語を体験できる日が訪れる。

(取材・文 編集部:山岡広樹)


■関連サイト

▼公式サイト
https://www.residentevil.com/requiem


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株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1696億400万円、営業利益657億7700万円、経常利益656億3500万円、最終利益484億5300万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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