マーベラスAQL<7844>は、本日(10月27日)、2012年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高120億円(マーベラス単独の予想70億円)、営業利益10億3000万円(同2億3000万円)、経常利益10億円(同1億9000万円)、当期純利益31億4000万円(同1億8000万円)とした。従来予想比では、売上高71.4%増、営業利益347.8%増、経常利益426.3%増、当期純利益1644.4%増となった。
今回の修正は、先に行われたマーベラスエンターテイメント、AQインタラクティブ、ライブウェアの合併を織り込んだ業績予想になっており、従来の予想は、マーベラスエンターテイメント単体での予想となっている。また合併により、特別利益として負ののれん発生益が発生するため、純利益予想は大きく上方修正された。
なお、マーベラスエンターテイメントの業績については、「プリキュア」シリーズや「劇場版 遊☆戯☆王 ~超融合!時空を越えた絆~」の映像商品受注が好調に推移したことに加え、ゲームソフトでは「グランナイツヒストリー(PSP)」、「閃乱カグラ -少女たちの真影-(ニンテンドー3DS)」などの新作ゲームソフトの受注が好調に推移した、としている。
同時に、従来0円としていた期末配当を普通配当520円、記念配当80円とし、1株あたり600円にする。また株主数が増加したことに伴い、株主優待については廃止するとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844