
角川アスキー総合研究所は、2026年3月19日、モバイルゲーム業界のデータ年鑑『ファミ通モバイルゲーム白書2026』を発売し、2025年の世界モバイルゲームのコンテンツ市場規模は、前年比1.4%増の12兆6001億円との推計を発表した。モバイルゲーム市場は2015年の調査開始以来拡大路線を辿っていたが、コロナ禍における巣ごもり需要の反動により2022年から2023年にかけて一度減少した。しかし、2024年から2年連続で再び成長傾向にあるという。

モバイルゲーム業界における動向として、ユーザーが新しいアプリを探す情報源について「動画系サービス、アプリ」の影響力が上昇している。2025年の調査結果では「特になし」を除き、最も多かった情報源は「動画系サービス、アプリ」(26.9%)であり、「インターネット上の情報や広告」(25.7%)が僅差で続いた。
この傾向は、2023年までトップであった「家族や友人・知人からのクチコミ」に代わり、「動画系サービス、アプリ」が2024年から首位となって以降、継続している。一方で、「テレビCM」の影響力はやや後退しており、テレビ離れの現象が反映されていると推察される。

また、モバイルゲームの"コアユーザー化"の傾向が見られるという。2025年のプレイ状況では「プレイ頻度」と「1日あたりのプレイ時間」の両方が増加している。ひと月あたりの平均プレイ日数は2024年の16.02日から16.44日に増加した。加えて、「1日あたりのプレイ時間」は平日が1.15時間から1.28時間へ、休日が1.50時間から1.69時間へと増加傾向を示した。
課金に対する考え方も変化しており、「課金したほうがゲームをより深く楽しめる」層が増加していることから、モバイルゲーム全体でコアユーザー化が進んでいる様子がうかがえる。なお、世界のモバイルゲーム市場規模および国内アプリ売上で掲載されている数値は、Sensor Tower社が算出した推計値である。

『ファミ通モバイルゲーム白書2026』は、「ファミ通ゲーム白書」の姉妹版として、モバイルゲームに特化したデータ年鑑の最新版。日本国内に加えて北米・欧州・アジア・中南米といった海外主要地域別の市場の動き、ユーザーの消費行動、主要アプリの詳細などを、最新の調査データに基づき多角的に分析する。世界のモバイルアプリやゲームのデータ分析調査会社Sensor Towerが監修し、豊富な最新データと多角的な市場分析を410ページにわたり収録した。
発売を記念し、通常価格102,300円(税込)の『PDF(CD-ROM)+書籍 セット版』を、2026年4月30日まで申し込んだ分に限り、53,900円(税込)の特別価格で提供するキャンペーンを実施している。書籍版(オンデマンド印刷)、PDF版、PDF+書籍セット版はオンラインショッピングサイト「カドスト」で、電子版は主要電子書籍ストアにて販売される。




