
コロプラ<3668>は、生成AIを取り巻く環境の変化を背景に、クリエイターが安心して作品を公開できる保護ツール「COLOPL Contents Protector(コロプラ コンテンツ プロテクター、以下CCP)」を開発し、2026年3月24日(火)より無料アプリとして提供を開始した。
生成AIは創作の可能性を大きく広げる一方で、SNSなどに公開された作品が、クリエイターの知らないところでAIの学習や加工、再利用の対象となるケースも生まれている。
こうした状況は、クリエイターだけでなく、作品を楽しむファンにとっても不安や不信感につながり、創作文化全体に影響を与えつつある。
コロプラは、エンターテインメント領域でいち早く生成AIの活用を進めてきた企業として、CCPを通じて、クリエイターの創作価値と信頼が適切に守られる、健全なAI利用環境の実現を目指していく。
■開発背景
生成AIの普及が進むなか、作品を公開すること自体が、クリエイターにとって慎重な判断を迫られる状況が生まれている。SNSなどに投稿した創作物が、本人の意図しない形で学習や加工、再利用の対象となるケースが現実に起きており、創作活動の継続や発信の在り方に悩む声も少なくない。
こうした懸念を背景に、SNSへの作品投稿を控えたり、別のプラットフォームへ移行したりする動きも見られている。また、生成AIやデータ利用に関する法整備を検討する国も出てきており、生成AIと創作の関係は、いまやクリエイターに限らず、社会全体の関心事項となっている。
一方で、既存の創作物を守るための手段には、学習阻害を目的とすることによる法的整理の難しさや、運用コストの問題から継続が困難であること、保護対象となる画像データをサーバーに保持することによるリスクなど、さまざまな課題があった。そのため、誰もが安心して使える手段は、十分に確立されていなかった。
こうした背景を受けコロプラは、生成AIを活用した業務の効率化や生成AIを組み込んだゲーム開発にも取り組んできた企業として、その利便性だけでなく、生成AIの普及に伴って生じる社会的な課題にも、責任をもって向き合う必要があると考え、クリエイターの創作物を保護する一つの選択肢としてCCPを開発し、アプリとして無料で提供することに至った。
■「COLOPL Contents Protector」とは
「COLOPL Contents Protector」は、生成AIによる無断学習や第三者による意図しない二次利用等、クリエイター本人が望まない形で作品が使われてしまうリスクに対し、作品そのものに“保護の仕組み”を組み込むことで抑止効果を発揮するコンテンツ保護ツールだ。
クリエイターが安心して作品を公開し、創作活動を継続できる環境づくりを目的としている。
<CCPの仕組み>
CCPでは、以下の仕組みを採用している。
①作品を暗号化(プロテクト)
※JPEG, PNG, GIF形式(アニメーション・透明度含む)に対応
②暗号化(プロテクト)された情報を画像データ内に埋め込み
③正規のアプリ利用者のみが復号(プロテクト解除)して閲覧可能
この仕組みによって、
・生成AIにそのまま学習させた場合、学習データとしての価値を著しく低下させる
・仮に復号して学習・利用した場合、日本国内法における「技術的保護・制限手段」を回避した行為として、違法性が問われ得る(※)
といった、技術面と法律面の両方からの抑止効果を実現。
また、CCPは画像データそのものをサーバーに保持せず、鍵の管理のみを行う設計とすることで、情報流出リスクを抑えている。さらに、広告を導入することで持続的なサービスの提供を可能にしている。
※CCPは、日本国内法における「技術的保護・制限手段」に該当するとの法務見解を前提に設計されています。
<クリエイターの皆様に安心して使っていただくための3つのポイント>
①法的保護の確立
CCPは、日本国内における著作権法・不正競争防止法の観点から適切な技術的保護・制限手段を提供することで、作品を法的に保護しつつ、見てもらいたい人に見せられることを目的とした仕組み。
②作品データの外部送信なし
作品の暗号化(プロテクト)はアプリ利用者本人のデバイス上でのみ行われ、外部送信をされることはない。
また、閲覧相手を制限する設定も可能。この設定を利用した場合、作品を閲覧するには専用の鍵が必要となり、鍵を持たない第三者がプロテクトを解除することはできない。これにより、公開範囲をコントロールしながら作品を共有できる。
③透明性の確保
特設サイトでは、CCPの保護技術や処理プロセスについての情報を公開している。どのような仕組みで作品が保護されるのか、保護の範囲や限界についても誠実に公開することで、安心してサービスを利用できる環境を提供。
▼詳細はこちら
「COLOPL Contents Protector」特設サイト:https://contents-protector.colopl.jp/
「見せたい。でも、奪われたくない」そんなクリエイターの想いに応えることはもちろん、クリエイターとユーザーの健全な関係性を支えるサービス。コロプラは今後も、生成AIを含む新しい技術の可能性を積極的に取り入れながら、同時に、クリエイターが安心して創作活動を続けられる環境づくりに取り組んでいく。
■「COLOPL Contents Protector」概要
・名称:COLOPL Contents Protector
・対応端末:iOS、Android™
・対応言語:日本語・英語
・提供地域:日本(2026年3月24日時点)
・価格:無料(広告あり)
・提供開始日:2026年3月24日(火)
・対応OS:Android 12 以降、iOS / iPadOS 15.1 以降
ストアページ
・App Store:https://apps.apple.com/jp/app/colopl-contents-protector/id6758036330
・Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.colopl.creapl
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高259億3300万円、営業利益10億200万円、経常利益18億500万円、最終損益3億600万円の赤字(2025年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668




