Mantra、マンガ英語多読アプリ『Langaku』の教育機関向けに提供開始 実証実験後の調査結果も発表

Mantraは、マンガ英語多読アプリ『Langaku』の教育機関向けに正式に提供を開始し、あわせて教育関係者向け専用窓口を開設したと発表した。

Mantraが提供する『Langaku』は、マンガを活用した英語多読を通して「英語脳」の形成を目指す学習アプリである。本アプリは「楽しいから続く」を開発起点とし、英語学習の習慣化を促し、読解力・語彙力の向上を自然な形で支援する。マンガという親しみやすいコンテンツを通じ、学校と家庭の両方に、無理なく継続できる英語環境を提供する。

教育機関向け導入の背景には、文部科学省の調査でも示されている通り、授業外での英語接触機会の不足や継続的な学習環境の確保が、現在の英語教育現場における課題となっている点が挙げられる。

また、多くの生徒が英語に苦手意識を持ちやすく、学習がテスト対策中心にとどまる傾向も指摘されている。同社は、日常的に英語に触れ、継続できる学習環境の重要性が高まっていると認識している。なお、英語多読は脳を英語に慣れさせる有効な学習法の一つとして知られ、かつて英語教師でもあった夏目漱石もこれを推奨していた。

本発表にあたり、都内の都立高校で2年生全員を対象に150日間にわたり『Langaku』を活用した英語多読学習の実証結果が公開された。この取り組みでは、対象生徒272名が平均32,000語(最大33.2万語)の自習を実施し、学習時間の平均は9.4時間(最長114時間)に達した。平均学習語数は、中高6年の教科書総語数(約3万〜5万語)に匹敵する。

この調査により、「英語が続かない」「家庭での学習が定着しない」という教育現場の課題に対し、日常の中で自然に英語に触れる習慣が生まれることが確認された。

主な調査結果は以下の通りである。

【英語に触れる時間の増加】
・週3回以上利用した生徒の90.1%が「英語に触れる時間が増えた」と回答した。
・利用者全体でも72.8%が英語時間の増加を実感した。

 

【英語学習習慣・意欲の変化】
・「もっと英語を勉強したい」と回答した生徒は、利用前の48.1%から75.7%へ27.6ポイント増となった。
・週3回以上利用した生徒では、77.8%と29.7ポイント増となった。

 

【苦手意識の改善】
・英語が苦手だった生徒の54.5%が改善を実感した。
・「とても苦手」と回答した生徒は28人から9人へ減少した。

 

【読解力・行動の変化】
・54.9%が読解スピードの向上を実感し、50.6%が英語を読む量の増加を、36.6%が自発的に単語を調べる行動への変化を回答した。
・週3回以上利用した生徒の18.5%が「テストの点数が上がった」と回答した。

 

生徒からは「マンガだから勉強というくくりから外れて、英語に触れやすい」「移動などの隙間時間にマンガを読みながら勉強できる」「マンガを英語で楽しめるという魅力は唯一無二だと感じた」といった声が寄せられているという。