【ゲームエンタメ株概況(4/21)】上方修正コーテク、『DQスマグロ』開発のKLabは材料出尽くし ゲームブランド発表のサンリオ、大型買収のJigjpが高い

4月21日の東京株式市場は続伸。日経平均株価は、前営業日比524円28銭高の5万9349円17銭でこの日の取引を終えた。米国とイランの協議進展への期待を背景に米国市場で半導体関連が買われた流れを引き継いだ。日銀による早期利上げへの思惑が後退したことも支援材料となったという。日経平均株価は一時787円02銭高の5万9611円91銭まで買われる場面があるなど、終値ベースの史上最高値を一時上回った。

 

【主要指数】
・日経225: 59,349.17(+524.28)
・TOPIX: 3,770.38(-6.64)
・ドル/円: 158.92(+0.08)
・ダウ: 49,442.56(-4.87)
・ナスダック: 24,404.39(-64.09)
・SOX: 9,599.21(+43.33)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている99銘柄のうち、上昇は30銘柄(30%)、下落は57銘柄(58%)、変わらずは12銘柄(12%)で、売り優勢だった。

大手ゲーム関連を見ると、コーエーテクモHD<3635>が小反落。前日に業績予想の上方修正を行ったが、目先材料出尽くしとなった模様。決算発表シーズン直前ということもあり、前期よりも今期2027年3月期の見通しに関心が集まっているのかもしれない。

このほか、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>と大手ゲームは総じてさえない。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、トーセ<4728>、エヌジェイHD<9421>が高く、イマジニア<4644>が変わらず、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、ユークス<4334>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、モバイルファクトリー<3912>が高く、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、IGポート<3791>が反落。岩井コスモ証券が投資判断を「B+」から「B」に格下げし、目標株価も1500円から1350円に引き下げたとの観測が出ている。

サンリオ<8136>も買われた。同社はこの日、自社ゲームブランド「Sanrio Games」を始動するとともに、第1弾の家庭用ゲームソフト「サンリオ パーティランド」を2026年秋に発売すると発表した。東映アニメ<4816>、フリュー<6238>が高く、ブシロード<7803>が変わらず、タカラトミー<7867>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、GENDA<9166>、エディア<3935>が安い。

 

騰落ランキングを見ると、KLab<3656>が値下がり率1位だった。スクウェア・エニックスと同社が共同開発した『ドラゴンクエストスマッシュグロウ』をリリースした。目先材料出尽くしとみられるが、セールスランキングの動き次第では再物色となる可能性は十分ある。 

このほか、SHIFT<3697>、カプコン<9697>、オルトプラス<3672>、ANYCOLOR<5032>が値下がり率上位となった。他方、ボルテージ<3639>やメガチップス<6875>、WIZE<3664>、CRI・ミドルウェア<3698>、エスケイジャパン<7608>が値上がり率上位となった。

 

最後にjig.jp<5244>が大幅続伸し、年初来高値を更新した。前日4月20日、審査制マッチングサービスを運営するバチェラーデートの全株式を34億8300万円で取得し、完全子会社化すると発表したことが好感された。

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。