
大阪電気通信大学は、2026年4月、任天堂で世界的ヒット製品や人気タイトルの制作に携わってきた杉野憲一教授と阿部悟郎教授の2名を招聘したことを明らかにした。
大学は2003年のデジタルゲーム学科開設以来、23年間にわたりゲーム教育の分野でトップランナーとして実績を重ねてきた。今回のプロフェッショナル2名の着任により、モノづくりからゲームの社会応用までを網羅する、より実践的かつ多角的な教育体制を構築し、次世代の人材育成を加速させる方針だ。
新任教員のうち、杉野憲一教授は工学部電子機械工学科に着任した。同教授は1989年4月に任天堂へ入社し、携帯ゲーム機の開発部門でプロダクトデザイナーとしてのキャリアを築いた。世界的ヒット製品であるゲームボーイカラーやゲームボーイアドバンスのデザイン開発を担当し、その後はデザインディレクターとしてDSや3DSの開発に従事した。製品開発に加えて、プロダクトデザイナーの人材育成や採用活動にも深く関与した。
一方、総合情報学部デジタルゲーム学科ゲーム・社会デザイン専攻に着任した阿部悟郎教授は、1999年4月に任天堂に入社した。2003年に任天堂から発売された『メイド イン ワリオ』にプログラマー・デザイナーとして参画した後、同シリーズでディレクターを担当し、全12作の制作を牽引した。阿部教授は、新しいハード向けタイトルでは「最新技術の無駄づかい」をモットーに、ユニークなプチゲームを数多く生み出すなど、独創的なゲーム制作を先導した。
同大学は、ゲームを社会課題解決の手段と捉える新専攻「ゲーム・社会デザイン専攻」において、プロの知見を活用した「おもしろさの分析」や「実験的ゲームデザイン」の研究を推進し、教育の深化を図る。
なお、阿部悟郎教授による特別講演「社会に溶けていくゲーム~日常を変える「遊び」の力」が、2026年7月12日10時30分より四條畷キャンパスで開催される予定だ。
■関連サイト
▼PROFESSOR NEW FACE
https://www.osakac.ac.jp/special/newprofessor
▼工学部電子機械工学科(ロボティクス)
https://www.osakac.ac.jp/faculty/engineering/eme/
▼総合情報学部デジタルゲーム学科ゲーム・社会デザイン専攻
https://www.osakac.ac.jp/faculty/isa/gs/