
大阪電気通信大学は、2026年4月、総合情報学部デジタルゲーム学科のカリキュラム刷新に伴い、ゲーム・IT・メディア業界をけん引する4名を客員教授として新たに招聘したと発表した。
デジタルゲーム学科は、2026年4月の改組により学びの内容を刷新し、これに伴い客員教授の直接指導を通じ、理論と実践を融合させた「未来を創る力」を学生に伝授する。
新たな客員教授として着任したのは、日本最大のインディーゲームイベント『BitSummit』の生みの親であるディラン・カスバート氏、世界的に熱狂的なファンを持つゲームディレクターのSWERY氏、日本最大級のメタバースプラットフォーム『cluster』を運営するクラスター代表取締役CEOの加藤直人氏、そしてメディアの第一線で活躍してきたフリーアナウンサーの橋谷能理子氏の4名である。
「ゲームづくり」の分野では、インディーゲーム界のレジェンドが参画する。任天堂との契約でゲームボーイ用ソフト『X』やスーパーファミコン用ソフト『Starfox』の開発に携わった経歴を持つディラン・カスバート氏(キュー・ゲームス CEO\&Founder)と、独自の作家性で世界を魅了するSWERY氏(末弘 秀孝氏、White Owls President & CEO)が、独創的なゲーム制作のノウハウを伝授する。両氏の指導は、技術面だけでなく「おもしろさ」の本質に焦点を当てる。SWERY氏は、『Deadly Premonition』(2010年)や『THE MISSING: J.J.マクフィールドと追憶島』(2018年)などの代表作で知られるベテランゲームディレクターである。
「メタバース・VR教育の深化」も注力分野である。加藤直人氏(クラスター 代表取締役CEO)が、クラスターと共にメタバース空間を活用した新しい学びの形態を共同開発する。加藤氏は2015年に同社を起業し、2017年にプラットフォーム『cluster』を公開。2018年には経済紙「Forbes JAPAN」の「世界を変える30歳未満30人の日本人」に選出され、2022年、2023年には「日本の起業家ランキング」のTOP20に2年連続で選出されるなど、業界のフロントランナーとして活躍している。学生はバーチャル空間を社会実装するスキルを養うことが可能となる。
「伝える力」を磨く指導は、フリーアナウンサーとして「ニュースステーション」や「サンデーモーニング」などのキャスターを30年以上にわたり担当した橋谷能理子氏が担う。クリエイターに不可欠なコミュニケーション能力を指導し、自分のアイデアを言語化し社会に発信する「伝わる力」を育成する。
また、客員教授陣は自身の「好き」を形にして起業し、業界を切り拓いてきた経験を持つことから、学生はゼロから価値を生み出す「アントレプレナーシップ(起業家精神)」のマインドを直接学ぶ機会も提供される。