
ぴあ<4337>は、5月14日、2026年3月期の連結決算を発表し、売上高553億3000万円(前の期比22.0%増)、営業利益43億1100万円(同63.6%増)、経常利益43億4500万円(同82.7%増)、最終利益33億1700万円(同108.4%増)だった。営業利益、経常利益、最終利益はいずれも過去最高を更新した。
・売上高:553億3000万円(同22.0%増)
・営業利益:43億1100万円(同63.6%増)
・経常利益:43億4500万円(同82.7%増)
・最終利益:33億1700万円(同108.4%増)
大阪・関西万博や東京2025世界陸上の開催に伴うグローバル・イベント受託事業等の拡大、同社主催・企画・運営イベントの増加に加え、来日アーティストや人気グループの大規模公演、音楽フェス、プロスポーツ、ミュージカル、レジャー等のチケット販売が好調に推移した結果、取扱高ベースでの売上は3000億円を超える過去最高の水準となった。
また一昨年、16年ぶりに一部改定したチケットぴあサービス利用料によるコスト構造の改善もあり、約7%の給与アップを含めた積極的な人的資本投資、新規事業の開発投資、システム改修・セキュリティ強化等の各種投資コストを吸収した。
売上に貢献した主なイベントや商品は次の通り。
【イベント(主催事業含む)】
・大阪・関西万博
・プロ野球公式戦/サッカーJリーグ/大相撲
・神宮外苑花火大会
・東京2025世界陸上
・Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ
・ぴあフェス(PIA MUSIC COMPLEX)
・ONE OK ROCK/Mrs.GREEN APPLE/Vaundy
・UVERworld/福山雅治/B'z
・ZEROBASEONE/小泉今日子/松任谷由実
・Mr.Children/ちゃんみな/めいちゃん
・ずっと真夜中でいいのに。/松田聖子
・KAWAII LAB .4th Anniversary Special LIVE
・LADY GAGA/Travis Scott/Billie Eilish
・Stray Kids/NiziU/ATEEZ
・ROCK IN JAPAN FESTIVAL/Animelo Summer Live2025/WILD BUNCH FEST.
・ミュージカル「レ・ミゼラブル」ワールドツアースペクタキュラー
・初音ミク「マジカルミライ」
・劇団☆新感線
・おかあさんといっしょスペシャルステージ
・「ピクサーの世界展」
・TOP4in TOKYO DOME2Days
・2025MUSIC BANK GLOBAL FESTIVAL IN JAPAN
【メディア商品】
・「大阪・関西万博ぴあ(第一弾)」
・「大阪・関西万博ぴあ(完全攻略編)」
・「大阪・関西万博写真集」
・大谷翔平語録「不可能を可能にする大谷翔平120の思考」
・「森のカフェと緑のレストラン」シリーズ
・「HYDE写真集」
・「MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY BOOK -OUR STORY-」
■2027年3月期の見通し
2027年3月期の業績は、売上高480億円(前期比13.2%減)、営業利益25億円(同42.0%減)、経常利益23億円(同47.1%減)、最終利益15億円(同54.8%減)、EPS97.70円を見込む。
・売上高:480億円(同13.2%減)
・営業利益:25億円(同42.0%減)
・経常利益:23億円(同47.1%減)
・最終利益:15億円(同54.8%減)
・EPS:97.70円
2032年の創業60周年を見据えて策定した長期ビジョンは、コンテンツの創出からコミュニティの醸成、チケッティング、プロモーション、アリーナ・ホールの運営までを一気通貫に結ぶ「感動のライフライン事業」の実現による収益力の大幅アップと、持続的成長基盤の確立を目指すものだ。その具体的な構築と飛躍に向けた準備期間となる、新たな中期経営計画(2026年度~2028年度)は、以下のように「事業基盤の確立・伸長」と「事業インフラ構築への積極投資」を軸として策定した。
収益力は安定的に伸長しており、基幹事業については引き続き拡大基調を堅持するが、次世代に向けたプログラムの高度化を含むシステム開発とセキュリティ強化コストの増加、ヴェニューネットワーク事業の拡大に向けた投資の増加、2028年度に予定している17年ぶりとなる本社機能の全面移転費用等、この3ヶ年は次なる飛躍に向けた重点的な投資期間と位置づけている。
前期比では、当中期経営計画に続く次期中期経営計画(2029年度~2031年度)を見据えた投資コストの大幅増に加え、大阪・関西万博や東京2025世界陸上のようなグローバル・イベントの開催集中による一時的な収益増分の剥落影響は否めず、減収減益の予想となる。




