サイバーステップHD、子会社トレバがビッグハンズとロボットハンドを活用した遠隔操作技術とフィジカルAI領域の技術検証で業務提携
サイバーステップホールディングス<3810>は、6月9日、連結子会社トレバがビッグハンズとロボットハンドを活用したオンラインクレーンゲームなどにおける遠隔操作技術およびフィジカルAI領域の技術検証、将来的な事業連携可能性の検討に関する業務提携基本合意書を締結することを発表した。
なお、本業務提携は、両社がそれぞれ有する知見、技術および事業基盤を組み合わせ、オンラインクレーンゲームなどの実運用環境を活用したフィジカルAI領域の技術検証を共同で推進するとともに、その結果を踏まえた将来的な事業連携の可能性を検討することを目的とするものとなる。
■業務提携の内容
トレバとビッグハンズは、業務提携基本合意書に基づき、以下の各領域における協業を進めていく。
①ロボットハンドを活用した遠隔操作技術等の技術検証
PaXini社製ロボットハンドをトレバ社が運営するオンラインクレーンゲームなどの遠隔操作環境へ導入し、景品の把持、押下、寄せ、持ち上げ、位置調整などの操作について、人の手に近い動作の実現可能性を検証する。
②遠隔操作環境における各種性能の評価
遠隔操作時の応答速度、操作精度、安定性、安全性及びユーザー体験などについて総合的な評価を行い、実用化に向けた課題の抽出及び改善の検討を進めていく。
③両社の役割分担
トレバ社は、技術検証に必要な実施環境、対象設備、検証シナリオおよびオンラインクレーンゲームなどの運営ノウハウを提供し、ビッグハンズは、ロボットハンドに関する製品知見、調達・導入支援、技術支援及び実証環境の構築支援を提供する。
④PaXini社を含む連携体制の検討
ビッグハンズは、PaXini社製ロボットハンドなどの活用可能性についてPaXini社との協議・連携を進めており、この業務提携においては連携基盤および技術的知見を活用する。両社は、技術検証の結果を踏まえ、将来的にPaXini社を含む三者による、より直接的な連携体制の構築について検討していく。
⑤将来的な事業連携可能性の検討
この業務提携を通じて蓄積される遠隔操作技術、ロボット制御技術、運用ノウハウおよび実証デーを活用し、新たなゲーム体験の創出、オンラインエンターテインメント領域におけるサービスの高度化、運営効率化および自動化、並びに遠隔ロボティクス分野などへの応用可能性について段階的に検討していく。
■今後の見通し
なお、この業務提携が同社グループの業績に与える影響は軽微としている。同社グループとしては、業務提携を通じて蓄積される遠隔操作技術に関する知見や実証データが、オンラインクレーンゲーム事業をはじめとする同社グループのサービスの高度化および成長性の向上に資するとともに、フィジカルAI領域における中長期的な事業機会の創出につながるものと考えているという。今後、開示すべき事項が生じた場合には、速やかに発表する方針だ。
会社情報
- 会社名
- サイバーステップホールディングス株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 湯浅 慎司/創業者 代表取締役会長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高25億400万円、営業損益17億8700万円の赤字、経常損益19億1600万円の赤字、最終損益16億9500万円の赤字(2025年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810




