【先行プレイ】ラーメンでファンに“恩返し” 『ウマ娘』新育成シナリオ「らっしゃい! トレセン軒!~恩返し、始めました~」先行体験会レポ!


Cygamesが運営する育成シミュレーションゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』(以下、『ウマ娘』)にて、新育成シナリオ「らっしゃい! トレセン軒!~恩返し、始めました~」(略称:トレセン軒編)が、6月29日(月)のアップデートにて実装予定だ。

本シナリオのテーマは、ずばり“ラーメン”。日頃応援してくれるファンへ恩返しがしたい——そう思い立ったウマ娘たちが、全国規模のラーメンイベントを立ち上げるという、何ともユニークな内容である。駿川たづな、そしてライトハローの協力も得て、チームトレセン軒の暖簾が今、堂々と掲げられる。

実装に先立ち、媒体向けの先行体験会が開催されたので、本稿ではその模様をたっぷりレポートしていく。なお筆者は今回も、現在の推しである「ステイゴールド」を担当してシナリオを攻略。ラーメンといえば澄んだ黄金色のスープ……つまり、ここはステイゴールドの出番ということでいいだろう。いいのだ。

※ゲームバランスは最終調整中の段階のため、育成完了後の能力やレースの難易度などはリリース時と異なる場合がある。また、本稿ではストーリーの結末や細かな育成イベント、スキルなどの仕様には言及しない。あくまで全体的なプレイの感想として読んでいただきたい。

【ストーリー】“ラーメンで恩返し”という大義名分がとにかく尊い

まずはシナリオ面から触れていこう。「トレセン軒編」では、チームトレセン軒のメンバーが「ラーメンでファンに恩返しを!」と一念発起。全国を巡る一大ラーメンイベントの開催を目指していく。鉢巻きとエプロンに身を包んだウマ娘たちが厨房に立つ姿は……いいものですな!

そして頼もしいのが、店を支える駿川たづなとライトハローの存在。

なかでも個人的に声を大にして言いたいのが、ライトハローの久々の登場だ。育成シナリオの表舞台ではなかなかお目にかかれない彼女が、チームトレセン軒を支える一員としてしっかりスポットライトを浴びている。全国規模のイベントを切り盛りする企画・運営役という立ち位置がまた絶妙で、縁の下の力持ちっぷりに思わず目を細めてしまった。

話を戻して、今回シナリオリンクキャラクターとして登場するのは、ファインモーション、メイショウドトウ、ナイスネイチャ、ナリタトップロード、カルストンライトオたち。お揃いの店員衣装に身を包み、それぞれが厨房やホールでわちゃわちゃと立ち回る様子は微笑ましい限り。

ナリタトップロードには新衣装、メイショウドトウには新たなサポートカードも用意されているとのことで、推しがいるトレーナーはここも見逃せないポイントだろう。


▲新サポートカード「[その執念は怒濤が如く]メイショウドトウ」。

肝心のストーリーは、笑いあり、じんわり来る場面ありで、“誰かのために汗を流す”という王道のテーマが気持ちよく刺さってくる。結末はぜひ自分の目で確かめてほしいが、ラーメン一杯に込められた想いの熱さは、出汁よりも濃いと言っておこう。

【育成シナリオ】全国を行脚して試食会でトレーニングを底上げ! 全距離帯対応の意欲作

ここからは育成システムの紹介だ。先に全体の感触を述べておくと、「トレセン軒編」は全距離帯の育成に適したシナリオに仕上がっている。短距離からマイル、中距離、長距離まで幅広く狙えるのは、それだけで嬉しい知らせだ。

育成の大きな柱となるのは、「地域選択」「ラーメンのコツ」「試食会」、そして全国のファンへ成果を届ける「ラーメン・ジャンボリー(RMJ)」の4つ。チームトレセン軒と一緒に全国を巡ってラーメンを研究し、その積み重ねを育成ウマ娘の強化へとつなげていく流れになっている。

おおまかな進行はこうだ。各級の序盤で「地域選択」を行い、そこからトレーニングを重ねながら「ラーメンのコツ」を集めて「試食会」を実施。年末に行われる「RMJ」に向けてトレセン軒の盛況度を上げていく。クラシック級・シニア級では夏合宿も挟みつつ、シニア級の締めくくりには特大の「超RMJ極」が待ち受け、最後はおなじみ「URAファイナルズ」へと向かう。

●【地域選択】どこのラーメンを極めるか、それが育成方針に
各級の頭(※ジュニア級のみ3ターン目)で発生するのが「地域選択」だ。札幌や東京といった、競馬ファンならニヤリとする土地をモチーフにした地域の中から3つを選び、その期間に研究するラーメンを決めていく。

ジュニア級、クラシック級はそれぞれ5地域から、シニア級は10地域から選択可能となっており、選んだ地域に応じてそれぞれ「基礎効果」と「地域効果」を得られる。

面白いのは、選んだ地域ごとに得られる効果が異なり、しかも同じ地域でも級によって効果が変化するという点。期間中はその地域のラーメンしか作れないため、サポート編成や育成ウマ娘の適性とにらめっこしながら「今回はどこを攻めるか」を考える時間が、これがまた悩ましくも楽しい。

●【ラーメンのコツと習得ゲージ】コツコツ溜めて、一気に活かす
ラーメン作りに欠かせないのが「ラーメンのコツ」。コツには「麺のコツ」「スープのコツ」「トッピングのコツ」の3種類があり、トレーニングやレース出走で溜まっていく「習得ゲージ」を一定まで貯めることで獲得できる。

一緒にトレーニングしてくれる人数が多いほど、また友情トレーニングが発動するほどゲージはぐんぐん伸びていくので、いつもの“友情ガン積み”がそのまま美味しいラーメンへの近道になるわけだ。

なお、コツの最大所持数は10個となっており、11個目を獲得すると古いものから順に捨てられる仕様となっているため、溢れさせずにこまめに使用することも忘れないように。

また、コツには上記の3種類に加え、特別なイベントで獲得できる「隠し味の秘訣」も存在する。この“隠し味”が攻略のキモになってくるのだが、それは次の試食会で語ろう。



●【試食会】ターン消費なしでトレーニングを強化できる神システム
そして本シナリオ最大の目玉が「試食会」だ。溜めたコツを消費してラーメンを作ると、その地域に応じた効果が発生し、トレーニングが強化される。

何が嬉しいって、試食会はターンを消費しないのである。1ターンに1回までという制限こそあるが、コツさえあれば期間中は何度でも実行可能。重要なトレーニングの前にひと品仕込んでから鍛える、という使い方ができるのだ。


▲トレーニング画面には、選んでいるトレーニングに対しておすすめのラーメンが表示されるため、どれを作ればいいか迷わない親切設計もありがたい。

さらに、先ほどの「隠し味の秘訣」を使えば、本来は指定されたコツがないと作れないラーメンも代用で仕込める。手持ちのコツが偏ってしまっても、隠し味があれば狙いの一杯を諦めずに済む。この“融通の利かせ方”が、トレーナーの腕の見せどころになってくる。

▲ちなみに、「隠し味の秘訣」は最大4個までしか所持できず、1回の試食会につき2個までしか使用できないという制限もあるので、これだけを集めておけば良いというわけでもない点には注意。

試食会を行うと「盛り上がりPt」が貯まり、これが一定量に達するとRMJが大盛況に。つまり、いかに無駄なくコツを溜め、いかにテンポよく試食会を回せるかが、そのまま育成ウマ娘の伸びへ直結していく。

実際に回してみると、これがもう気持ちいい。コツを溜める→試食会で一気に放出する、というサイクルがハマったときの伸びは爽快のひと言。コツのゲージは持ち越しがない仕様なので、メモリを溢れさせず効率よく回す“段取り”を考える楽しさもある。



ラーメンのビジュアルが地域ごとに作り込まれていて、これがまた凝っている。なんと、あの「ラーメンWalker」が監修しているとのことで、ついお腹が鳴るのも頷けてしまう。眺めているだけで、深夜に観てはいけないやつだと察した。

なお、先日のぱかライブTV’(5月27日放送)でも、7月開催の中山3600mのチャンピオンズミーティングに向けて、これまでとは少し違うサポートカード編成——たとえばスタミナのカードを2枚編成する、といった話題が挙がっていた。全距離帯対応のトレセン軒編なら、そうした“攻めた編成”を試す土壌としてもうってつけだろう。

【サポカ】新SSR「[一杯のノスタルジア]駿川たづな」は今回もキーカード

シナリオ実装と同タイミングで登場するのが、新たなSSR友人サポートカード「[一杯のノスタルジア]駿川たづな」だ。歴戦のトレーナーなら言わずもがな、今回の友人サポカもめっぽう強力だった。



基礎となる習得ゲージの獲得量が底上げされるうえ、地域選択後にコツをまとめて確保でき、お出かけでは貴重な「隠し味の秘訣」まで手に入る。夏合宿中の習得ゲージの伸びも段違いで、編成しているといないとでは試食会の回転数がまるで変わってくる。自前で用意できないなら、フレンドのサポート枠としてでも積極的に借りたい一枚だ。

そしてもうひとつ嬉しいのが、シナリオリンク効果だ。トレセン軒編では、過去に登場した友人タイプのサポートカードにもリンク効果が発生する。歴代の駿川たづなやライトハローのカードがその対象となるが、新サポートカード「[一杯のノスタルジア]駿川たづな」と比べると効果量は控えめ。それでも、手持ちの資産を活かして編成を組みやすい、トレーナー思いの設計になっている。

なお、トレセン軒編シナリオの『シナリオリンク効果』 を持つ友人サポートカードや、 グループサポートカードは次のシナリオの実装までは登場しないとのことだ。

【余談】メディア対抗ルームマッチで黄金は走る!

先行体験会では毎回、試遊の締めくくりに、各媒体が育成したウマ娘を持ち寄ってのメディア対抗ルームマッチが開催される。なお、エントリーは完全おまかせ育成のしばりがある。

今回の舞台は、栄えあるGI「日本ダービー(東京優駿)」。東京レース場 芝2400mの大舞台だ。gamebizはもちろん、自慢の黄金・ステイゴールドで参戦した。


▲レース中は「もっとマシマシで!」「くそぅ!アブラが足りなかったか……」とラーメン用語含んだ謎の声援(?)も飛び出したが、なぜかその場にいる全員が「そうだよな」と納得してしまうという不思議な空気感が生まれた。

結果は、1着=アドマイヤグルーヴ(4Gamer)/2着=ナリタトップロード(インサイド)/3着=アドマイヤベガ(ファミ通)。ステイゴールドは8着で今回もトップには惜しくも届かず。



とはいえ、最後まで諦めずに脚を伸ばすその走りは、まさに黄金そのもの。次こそは頂点の一杯を……!

これもまた、黄金へと至る道の途中なのだ。



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