ユビキタス、第3四半期は経常益34%増-「3DS」のソフト使用許諾料の計上で

ユビキタス<3858>が2月14日に発表した第3四半期累計(4-12月期)の連結業績は、売上高が前年同期比28.4%増の10億5800万円だった。ゲーム分野で、「ニンテンドー3DS」向けの従来機種との互換機能に関わるソフトウェア使用許諾料の一括計上があったほか、家電製品に関するロイヤリティ収入が増加した。 経常利益は同52.1%増の5億5300万円。役員や従業員の人件費を同20%増の3億5200万円に、経費として同34%増の3億3700万円と経費を増やしたものの、売上高の増加で吸収した。 四半期純利益は同164.4%増の3億2400万円だった。経常利益の増加に加えて、前年同期に特別損失として計上した投資有価証券評価損や本社移転損失引当金繰入額がこの期には計上されなかったことによる。 3月通期は、売上高13億2000万円(前期比13.8%増)、経常利益5億6000万円(同18.9%増)、当期純利益3億3600万円を見込む。