アクセルマーク<3624>は、本日(11月4日)、2011年9月期の業績を発表し、売上高12億3100万円(前期比8.3%減)、営業利益1100万円(同68.5%減)、経常利益400万円(同82.8%減)、当期純損益3200万円の赤字(同5600万円の黒字)だった。
同社では、粗利益率の高い既存の携帯電話向けコンテンツの売上が減少する一方、スマートフォン向けコンテンツの販売が増加したことにより、利益率が低下した、としている。スマートフォン向けコンテンツについては、課金プラットフォームの手数料が高く、利益率の低下要因になった。
また、事業の整理統合を進めた結果、コンテンツの権利獲得のために支払った長期前払費用等のうち当初想定ほどの売上が見込めないものに関して、特別損失として減損損失や、本社移転費用などを計上した。
2012年9月期の連結業績は、売上高34億5300万円、営業利益1億円、経常利益9600万円、当期純利益9200万円を見込む。連結決算に移行するため、前年同期との比較はない。
拡大するスマートフォン市場に迅速に対応するため、アクセルマークで培ったコンテンツの企画・開発ノウハウを活かし、引き続きスマートフォン向けコンテンツを拡充する。また、100%子会社エフルートレックスが有するソーシャルゲームの企画・開発ノウハウを活かし、ソーシャルゲームを始めとしたSNS向けコンテンツの拡充を図る。
さらに、中長期的視点から、海外におけるモバイルインターネット市場が爆発的に拡大するものと想定しており、100%子会社エフルート・モバイル・テクノロジーが有する海外向けビジネスのノウハウを活かし、主にアジアを中心とした海外キャリア向けに検索エンジンなどの提供にも注力する方針。
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624