
ティファナ・ドットコムが提供する「アバター接客さくらさん(以下、AIさくらさん)」が、一般社団法人関市観光協会が運営する観光案内所「せきてらす」への案内サービスとして導入され、2026年8月3日(月)より運用を開始した。
本導入は、急増する外国人観光客への多言語対応や、広大なエリアに点在する観光スポットへの複雑な案内といった、関市特有の課題に焦点を当てて構築された。AIさくらさんによる自動案内と遠隔有人サポートの連携で案内スタッフの負担を軽減するとともに、広域周遊を促進し、災害発生時には防災インフラとしても機能する窓口DXの実現を目指す。

▲関市観光案内所「せきてらす」内に設置されるアバター接客さくらさん
■ 導入の背景
世界的な刀剣・刃物人気により外国人観光客が急増する関市では、案内スタッフの人手不足が課題となっていた。また、関市特有の「市街地から観光地が離れすぎている」という地理的な課題が、窓口における案内業務を難しいものにしている。
関市内の山間部には、「モネの池」や「あじさいロード」といった自然系スポットが広く点在。一方で、案内所である「せきてらす」は市街地側の拠点であるため、ここを起点に「中心部と山間部をまたぐ移動」が頻繁に発生する。それに伴う複雑な二次交通の案内が不可欠となり、言語の壁も相まって案内スタッフの負担をさらに重くしていた。
これらの課題を同時に解決するため、AIさくらさんの導入へと至った。
■ せきてらすを起点とした「広域周遊のハブ」構築と特化型案内
今回の導入では、市街地の拠点「せきてらす」を入口とした広域周遊をサポートする仕組みを構築。山間部に点在するスポットへのアクセスや乗換・時刻表、レンタカー情報などをAIさくらさんが案内する。
さらに、口頭での説明が難しい地図やURL等は二次元コードを表示し、利用者自身のスマートフォンで読み取ることで、いつでも情報を確認できるようになり、よりスムーズな回遊を実現。
また、「包丁研ぎの受付場所」や「用途に応じた刃物の購入場所」など、ディープな質問にもAIさくらさんが即答し、案内スタッフに代わってリアルな観光客のニーズにピンポイントで応える。
■ 言葉の壁をなくす「多言語自動案内×リアルタイム自動翻訳」サポート
外国人観光客に対しては、4カ国語(日・英・中・韓)対応のAIさくらさんが一次対応を担い、丁寧な案内体制を整えている。
AIさくらさんだけでは解決が難しい個別事情が発生した場合や、利用者が迷っている様子が見られた場合は、別室のスタッフによるビデオ通話対応へとスムーズに引き継がれる。スタッフは日本語で話すだけで、利用者の画面に外国語の字幕が、観光客が母国語で話せばスタッフの画面に日本語の字幕がリアルタイムで表示される。
語学堪能なスタッフがいない場合も、外国人観光客とお互いの母国語ベースでの、スムーズで深いコミュニケーションが可能になる。
■ 災害時には「多言語防災インフラ」へ一斉切り替え
災害時、言葉の壁により外国人観光客への迅速な避難誘導が難しいという課題に対しても、AIさくらさんが活躍する。
地震や大雨などの災害発生時、通常の観光案内から「緊急連絡・避難メッセージ」画面へ、遠隔操作により強制的に一斉切り替えを行う。
不慣れな土地にいる外国人観光客を多言語で安全に誘導するインフラとして機能し、緊急時における観光客の安全確保に貢献する。
■ 今後の展望
導入後も利用属性(性別・年代・利用言語)や時間帯、実際に質問された「キーワードと回数」などの詳細ログを蓄積・分析する。
これにより「夜間でも楽しめる飲食店」「雨の日でも快適に過ごせる屋内観光施設」などの隠れた観光ニーズを発見し、勘に頼らない観光施策やマーケティング立案へ活用していく予定。
<AIさくらさんとは>
AIさくらさんは、登録・チューニング作業をお客様がすることなく利用できるAIエージェント。「あなたの隣にAIさくらさん。仕事も幸せも、一緒に。」をコンセプトに、AIさくらさんとの対話を通して企業や自治体のDX推進をサポートしている。
【AIさくらさんが選ばれる理由】
・ChatGPTや画像生成AIなど最新のAI技術を搭載
・AI関連特許や品質保証・クラウドセキュリティなど各種ISOを取得
・クライアントの業務内容に合わせて短期間で独自カスタマイズして納品
・運用やメンテナンスの作業は完全自動化
DX推進を目指す多くの企業がAIさくらさんを採用。駅や商業施設、Webサイト、電話でのAI接客・アバター接客などをAIの力で実現しており、大手企業、自治体、公共交通機関など様々な業種・シーンで数多く利用されている。
<PR>エンタメ業界特化の転職支援サービス「エンターエンタ」が正式オープン
転職支援サービス「エンターエンタ」が5月14日に正式オープンしました。「gamebiz」の取材・情報発信を通じて蓄積してきた企業理解をもとに、事業フェーズやプロジェクト特性を踏まえたマッチングを行ってまいります。職種は、プロデューサー、ディレクター、マーケター、運営など、幅広いポジションに対応していく予定です。
なお、サービス開始を記念し、エンタメ業界への転職・キャリア形成に役立つ無料オンラインセミナーも開催する予定です。
