Autodesk、『Autodesk Flow Studio』の機能を大幅に拡張する「3D Editor + Canvas」を発表

Autodeskは、2026年8月4日、AIネイティブなクリエイティブプラットフォーム『Autodesk Flow Studio』の機能を大幅に拡張する「3D Editor + Canvas」を発表した。本機能は、AIによる映像制作において課題となっていた精密なコントロールを実現し、リアルな3D環境下での演出と、2Dモデルによる映像生成を融合させる。

多くの生成AI動画ツールは2D環境での制作を前提としており、カメラワークやキャラクターの演技、タイミングなどを詳細に調整する際に本質的な制約を抱えている。Autodeskが提供を開始する『Autodesk Flow Studio』の「3D Editor + Canvas」は、この課題を解決し、クリエイターが3D空間上でシーンを構築・演出する能力を提供する。

「3D Editor」は、3D空間上でのブロッキングや、キャラクターの演技、タイミング、カメラワークの精密な制御を可能にする。一方、「Canvas」はノードベースのAIワークフローを採用し、シーンの生成や調整、反復作業を担う。クリエイターは、スピードが求められる局面では2Dで作業を行い、構図やカメラワークの微調整が必要な際は3D環境へ移行するなど、制作の目的に応じて柔軟なワークフローを選択できる。

今回の拡張により、『Maya』や『3ds Max』、『Arnold』といった既存のデジタルコンテンツ制作ツールとの連携を強化する。さらに「World Labs Marble」などのツールで生成した世界観や環境と、『Autodesk Flow Studio』上のアセットを組み合わせることで、シネマティックなシーンを短時間で構築できる環境を実現した。

映画制作者やアーティスト、マーケターといったストーリーテラーに対し、コストや技術的な障壁を低減しつつ、より高度なクリエイティブコントロールを提供する。Autodeskは、単にコンテンツを量産するだけでなく、アイデアから最終フレームに至るまでクリエイターの意図を正確に反映し、最大限のコントロールを維持できるツールを提供することで、AI映像制作の未来を形づくる狙いだ。

 

 

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