
田村技術研究所は、ブラウザ型ドット絵制作ツール『wombat2D』において、大規模アップデートを実施した。今回のアップデートでは、キャラクターにボーンを設定する「RIG EDITOR」と、キーフレームアニメーションを制作する「ANIMATOR」を新たに追加し、ドット絵の描画からアニメーション制作までを一貫してブラウザ上で行える環境が整えたという。
『wombat2D』は、ドット絵制作からアニメーション、書き出しまでを一本化する制作支援サービスである。従来の『PIXEL EDITOR』に加え、今回実装された2つの機能が連携することで、制作工程が効率化される。
「ANIMATOR」は、キーフレームアニメーションを本格的に制作できる機能である。『PIXEL EDITOR』で作成した素材を読み込み、位置、回転、拡大・縮小などの変化をタイムライン上に設定する。動きの要点となるフレームを指定することで、その間の動きを自動的に補間し、滑らかなアニメーションを生成可能だ。従来のドット絵アニメーションのように動きに合わせて一枚ずつ描き分ける手法とは異なり、作画の負担を抑えつつ多彩な表現を実現する。
「RIG EDITOR」は、人型キャラクターや動物、モンスターなどの関節を持つキャラクターを動かすための骨格設定機能である。各パーツにボーンを組み込み、関節のつながりや可動範囲を定義することで、自然なポーズや動きを構築する。
また、手先や足先の位置から関節の曲がり方を自動計算するIK(インバースキネマティクス)にも対応した。これにより、足先の位置を調整するだけで膝の曲がり方が自動的に反映されるなど、効率的なアニメーション制作が可能となる。関節ごとの可動範囲制限機能により、不自然な動きも防ぐ仕様だ。
なお、これら『PIXEL EDITOR』『RIG EDITOR』『ANIMATOR』の基本機能は、すべて無料で利用できる。より高い解像度の素材や長いアニメーション制作には有料のProプランが用意されており、Proプランは全機能共通で適用される仕組みである。



■関連サイト
▼wombat2D公式サイト
https://wombat2d.com
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