GMOインターネット<9449>は、本日(11月8日)、第3四半期累計(1~9月期)の連結業績は、売上高451億円(前年同期比47.6%増)、営業利益56億円(同48.1%増)、経常利益52億円(同37.5%増)、四半期純利益26億円(同57.4%増)だった。
同社では、WEBインフラ・EC事業が伸びたことに加え、子会社化したGMOクリック証券が収益に寄与したことが主な要因だった。固定資産の除却損やる貸倒引当金繰入額などの特別損失を計上したものの、経常利益の伸びや、法人税等調整額を計上したため、四半期純利益は大幅な伸びとなった。
当サイトに関連の深いソーシャル・スマートフォン関連事業は、売上高が前年同期比79倍の12億7000万円と大きく伸びたものの、営業損益は10億7900万円の赤字と前年同期の1億3300万円から赤字幅が拡大した。売上高は四半期ベースで伸びていることが分かる。
「ガドランマスター by GMO」や「伝説のまもりびと by GMO」などが順調に推移した。「GMOゲームセンター」については、大手ゲームメーカーの有名ゲームをはじめとして、190タイトルを超えるゲームを提供しているとのこと。フラッシュマーケティング事業とともに先行投資の時期であり、本格的な回収は来期以降になるようだ。
2011年12月通期は、売上高570億円(前期比28.1%増)、営業利益70億円(同22.2%増)、経常利益68億円(同18.5%増)、当期純利益37億円(同67.5%増)を見込む。
会社情報
- 会社名
- GMOインターネットグループ株式会社
- 設立
- 1991年5月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高2456億9600万円、営業利益437億4600万円、経常利益460億2500万円、最終利益132億900万円(2022年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9449