日本橋・八重洲の街が"伝説のポケモン"だらけに!「伝説のポケモンと出会う レジェンドリサーチ」内覧会レポート

岸由真 gamebiz編集部
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本日9月8日、明日9月9日からスタートする「伝説のポケモンと出会う レジェンドリサーチ in日本橋&八重洲」のメディア向け内覧会が開催された。本稿では、謎解きクリエイター 松丸亮吾さんも登壇したオープニングイベントとともに、会場の模様を紹介する。
「伝説のポケモンと出会う レジェンドリサーチ in日本橋&八重洲」は、2026年9月9日~11月29日に東京・日本橋/八重洲エリアで開催される街歩き型イベントだ。

最大の特徴は、街そのものを舞台にしてポケモンを探すこと。日本橋三井タワー、COREDO室町1~3、COREDO室町テラス、東京ミッドタウン八重洲などに、伝説のポケモンをはじめとする19匹のポケモンが立像として登場。さらに建物の内外を合わせると、総勢100匹以上のポケモンが日本橋・八重洲の各所に配置されている。これらの展示自体は無料で楽しめる。

そして会場で楽しめる謎解きイベントは、松丸亮吾さん率いる謎解きクリエイター集団「RIDDLER」が制作。子供から大人まで、誰もが楽しめる設計になっている。

ポケモン30周年×謎解き、日本橋・八重洲という組み合わせの理由

オープニングイベントには、まず三井不動産 商業施設・スポーツ・エンターテインメント本部 スポーツ・エンターテインメント事業部部長の二井内宏之氏が登壇。イベント開催の狙いについて語った。

三井不動産では、スポーツやエンターテインメントを活かした街づくりを進めており、今回はそのコンセプトのもと、日本橋・八重洲エリアとポケモンがタイアップ。街を歩きながらポケモンを楽しめるイベントとして企画されたという。今回設置される立像は19体だが、それだけでなく、周辺ビルの壁面装飾など街のいたるところにポケモンが登場する。

コロナ禍が落ち着き、同社グループの東京ドームをはじめ、ライブやコンサート、スポーツといったオフラインイベントの盛り上がりが続いている。二井内氏は、便利な配信サービスやサブスクリプションが普及する中でリアルな体験が支持される理由について、「体験自体が複製不可能であること」がリアルならではの魅力だと分析。訪れる相手が家族か友人かによっても、また天候によっても体験の内容は大きく変わるとし、来場者それぞれに"その日だけの"貴重な思い出を持ち帰ってほしいと述べた。実際、ポケモンの立像を撮影するにしても、雨の日と晴れの日とでは見え方も写真の仕上がりも異なるといい、そうした一期一会の体験こそが今回のイベントの狙いだという。

今年、ポケモンは30周年の節目を迎えているが、二井内氏によれば、ポケモン側とは以前から「30周年で何かやろう」という話を重ねてきたという。
歴史とオーセンティックな雰囲気を持つ日本橋・八重洲というエリアは、一見するとポケモンの世界観とは結びつきにくいようにも思えるが、「むしろそのギャップが良いのではないか」という発想からこのイベントは生まれたとのこと。

見どころを問われた二井内氏は、「立像や装飾を見て回るだけでも十分楽しめる」としつつ、より深い体験のためにはぜひ謎解きにも挑戦してほしいと呼びかけた。ただし、今回の謎解きは決して簡単な内容ではなく、相応の時間がかかることが予想されるという。日本橋・八重洲エリアには休憩できるカフェや飲食店も多いため、適度に休憩や水分補給を挟みながら回ってほしいとアドバイスした。

二井内氏は「RIDDLER」が制作した謎解きについて「本当によく考えられている」と評価しつつ、「むしろ大人のほうが解くのが難しいのではないか」と苦笑い。紙に書きながら謎を解いていく過程には立体的な没入感があり、街歩きと合わせて楽しんでほしいと締めくくった。

松丸さん「ポケモン愛が詰まった作品」への思いを語る

続いて登壇したのは、謎解きクリエイター集団「RIDDLER(リドラ)株式会社」代表の松丸亮吾氏。会場に並ぶポケモンたちを前に、開口一番「後ろにポケモンたちがいるだけでワクワクして、ドキドキが止まらないですね。もう写真を撮りたくてしょうがないです(笑)」と興奮を隠せない様子を見せた。「これだけスケールが大きく、迫力満点なだけでなく、伝説のポケモンたちがこんなに集まるなんてすごいですよね。本当にあっという間に1日楽しめそうです」と、会場の完成度の高さに驚きを語った。

今回のオファーを受けた際の心境について、松丸氏は自身のポケモン歴を振り返りながら語った。「僕は小学生のとき、『ポケットモンスター ルビー・サファイア』からポケモンにどハマりして、これまでの全作品を遊んできました」という松丸氏にとって、「ポケモン×謎解き」という依頼は「夢のようなご依頼で、もらった瞬間からずっと興奮しています」と語るほどのものだったという。そのポケモン愛の強さから、「今まで制作したどの作品よりも愛を込めましたし、問題作りに対するこだわりや労力も一番強い作品になったのではないか」と、今回の制作にかける思いの強さを明かした。

日本橋エリアに登場する19体のポケモン立像については、「フシギバナやリザードン、カメックスといった最初の3匹が並ぶのかなと思ったら、『あとは伝説のポケモンです』と言われて」と、当初の予想を超えるスケールに驚いたエピソードを披露。「伝説のポケモンの立像が、1匹いるだけでもすごいのに、日本橋エリアに16匹も集中するなんて夢のようですよね」と語った。

謎解き制作でこだわったポイントを問われると、松丸氏はまず制作プロセスから明かした。今回登場する16匹の伝説のポケモンは『ポケットモンスター 金・銀』シリーズから『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』まで幅広い作品にまたがるといい、「制作に入る前に、まずは対象となる全作品を遊び直して、記憶をたぐり寄せました」という。その上で、「それぞれの作品らしさやポケモンらしさを、どうやって謎解きで表現し、物語に落とし込めるかを一番最初に考えました」と、制作の出発点を振り返った。

謎解きの難易度に不安を感じる参加者へのサポート体制についても説明があった。「ヒント機能も充実させています。いきなり答えを教えたり、一番気持ちいい部分を奪ってしまったりするのではなく、段階的に自分が分かっているところまでを開けるヒントサイトを作りました」という。親子連れでの楽しみ方についても、「親子で一緒に挑戦して、分からないときはヒントを見ながら少しずつ解き進めるといった楽しみ方もできます」と提案し、「謎解きに自信がない方でも安心して遊んでいただけます」とコメント。

最後に松丸さんは、「これまでの謎解き作品の中でも、群を抜いてポケモン愛が詰まったイベントになっています。自分自身が物語の主人公になって、伝説のポケモンたちを巡る最高の体験を楽しめます」と自信に満ちたコメントでオープニングイベントを締めくくった。

会場を彩る100匹以上のポケモンたち

今回の内覧会では、残念ながら謎解きそのものを体験することはできなかった。その代わりに、会場となる日本橋・八重洲エリアを実際に歩き、随所に配置されたポケモンたちの姿を写真に収めてきたので、その様子をお届けしたい。

COREDO室町エリア

COREDO室町には、至るところにポケモンの姿が。壁面には巨大なキービジュアルが描かれており、大都会のビル群を背景にピカチュウやフシギバナ、リザードン、カメックス、そして歴代の伝説のポケモンたちが鎮座する光景は圧巻の一言だ。

街を歩いているだけでもすぐにポケモンに出会える。こちらはグラードンとカイオーガの立像。ふと頭上を見上げると、装飾の提灯にもポケモンが描かれているのに気づく。上下左右、どこを見てもポケモン探しが楽しめる作りになっている。

地下を歩けば、トゲデマルやプラスル、マイナンといったでんきタイプのポケモンたちが描かれている。さらにこの地下エリアには、ホウオウとルギアの立像も設置されていた。立像のすぐ隣には、そのポケモンを解説するパネルも用意されている。実はこれ、謎解きイベントのヒントにもなっているそうなので、見つけたらぜひ写真に収めておくことをおすすめしたい。

東京ミッドタウン八重洲エリア

場所を東京ミッドタウン八重洲に移しても、こちらも負けじとたくさんのポケモンたちが出迎えてくれる。

施設に入るとすぐに、ゼルネアスとイベルタルがお出迎え。エントランスからすでにテンションが上がる仕掛けだ。

エスカレーター付近に進むと、ガブリアスやカイリュー、ボーマンダなど、対戦でも心強いドラゴンタイプのポケモンたちがズラリ。迫力ある顔ぶれに思わず足が止まる。

エスカレーターを上っていく途中には、ソルガレオとルナアーラの立像が。さらに壁面には、『ポケットモンスター サン・ムーン』のストーリーに欠かせないウルトラビーストや、コスモッグ、コスモウムたちの姿も描かれている。

そしてエスカレーターの側面をよく見ると、アンノーンがズラリと並んでいるのを発見。見逃してしまいそうな細部にまでこだわりが感じられる。

5階グッズ販売エリア

東京ミッドタウン八重洲の5階にはグッズの販売エリアが。今回のイベントのキービジュアルを使用したTシャツやアクリルスタンドをはじめ、扇子やマグカップなど、普段使いもできるアイテムが並んでいた。

そのほか、『ポケットモンスター』シリーズの歴代ゲームソフトのパッケージをあしらった「Tシャツinポーチ」も販売中。こちらは今年6月にポケモンセンターで販売が開始されたばかりのアイテムで、まだ入手していないという人はこの機会にチェックしておきたい。

ちなみに販売エリアの壁面には、このTシャツinポーチが発売日順に年表風に飾られている。歴代シリーズの歩みを一望できるこのディスプレイは、フォトスポットとしてもバッチリだ。

ここで紹介したポケモンはほんの一部で、会場には総勢100匹以上が出現しているという。今回は取材時間の都合もあり、筆者自身もそのすべてを回りきることはできなかった。

「伝説のポケモンと出会う レジェンドリサーチ in日本橋&八重洲」は、9月9日から11月29日までの2ヶ月以上にわたり開催される。ぜひ実際に現地を歩いて、隠れたポケモンたちを探しながら謎解きにも挑戦してみてほしい。

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1998年4月
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