
ゲーム業界への転職を考える際、手掛けるタイトルや仕事内容だけでなく、「どのような環境で長く働けるのか」も重要なポイントになる。
サイバーエージェント<4751>では、「挑戦と安心はセット」という考えのもと、社員がキャリアや働く環境に安心感を持ち、長く働き続けられる人事制度や福利厚生を整備している。ゲームをはじめ、メディア、広告、AIなど幅広い領域で事業を展開しており、それぞれの領域で働く人を支える制度も充実している。
今回は、サイバーエージェントの働きやすさを支える制度の中から、特に注目したい5つのポイントを紹介する。
①「2駅ルール」「どこでもルール」で住まいをサポート
サイバーエージェントの福利厚生として広く知られているのが、家賃補助制度の「2駅ルール」と「どこでもルール」だ。
「2駅ルール」では、勤務するオフィスの最寄駅から各線2駅圏内に住む正社員に月3万円を支給。さらに、勤続年数が丸5年を経過した正社員には、居住地を問わず月5万円を支給する「どこでもルール」が用意されている。オフィスの近くに住んで通勤時間を短縮するという選択肢だけでなく、一定期間働いた後には住む場所の自由度を高められる。
ゲームやコンテンツに関わる仕事では、仕事以外の時間にさまざまなエンターテインメントに触れたり、自分のスキルを磨いたりする時間も大切になる。住環境を支援する制度を、働き続けるための環境づくりにつなげている点が特徴だ。
②ライフステージを支える「macalon」
長く働くうえで欠かせないのが、結婚や妊娠、出産、育児などのライフイベントへの対応だ。サイバーエージェントでは、女性が長く働き続けられる環境づくりを目的に「macalon(マカロン)」という独自の制度パッケージを導入。妊活から育児、復職まで幅広くサポートしている。
例えば、女性特有の体調不良時に取得できる「エフ休」、妊活のための通院などに利用できる「妊活休暇」、専門家に相談できる「妊活コンシェル」、卵子凍結に関する費用補助などがある。育児に関しても、子どもの看護時に在宅勤務できる「キッズ在宅」、学校行事などに利用できる「キッズデイ休暇」、認可外保育園の保育料を補助する制度などを用意している。
ゲーム業界でキャリアを築きながら、将来のライフイベントも大切にしたい人にとって、こうした制度の存在は転職先を考えるうえで重要なポイントになりそうだ。
③「休んでファイブ」で、休むこともキャリアの一部に
高い成果を出し続けるためには、働くだけでなく、しっかり休んでリフレッシュすることも欠かせない。
サイバーエージェントには、リフレッシュ休暇「休んでファイブ」があり、入社3年目以上の社員は毎年5日間の年次有給休暇を取得できる。公式サイトでは、この制度の目的を「心身のリフレッシュ、そしてさらなるチャレンジ」としている。
また、リモートワークを取り入れた働き方も行われており、オフィス勤務と在宅勤務を組み合わせながら、業務内容や状況に応じて柔軟に働ける環境づくりが進められている。
ゲーム開発やコンテンツ制作では、長期間にわたってチームで一つの仕事に向き合うことも多い。だからこそ、集中して働く時間と、しっかりリフレッシュする時間の両方を確保できる環境は、長期的なキャリアを考えるうえで注目したいポイントだ。
④技術者の成長を支える「ENERGY」
ゲーム業界でエンジニアとして働くなら、福利厚生だけでなく「技術者として成長できる環境」も重要になる。サイバーエージェントには、技術者向け支援制度「ENERGY(エナジー)」がある。
ENERGYは、技術者が能力向上を図りながら開発に集中できる環境をつくるための制度で、開発支援、スキルアップ支援、キャリア支援の3つを軸に複数の制度をパッケージ化している。具体的には、技術イベントへの参加や学習、開発環境の整備、キャリア形成など、技術者が継続的に成長していくための支援が用意されている。
幅広い事業領域を展開するサイバーエージェントだからこそ、エンジニアが一つの専門領域だけにとどまらず、さまざまな技術やサービスに触れながら経験を広げられる環境も特徴の一つだ。
目の前の開発だけでなく、その先のキャリアまで考えられる環境が整えられている点は、技術者にとって注目したいポイントである。
⑤「キャリチャレ」など、社内で新しい仕事に挑戦できる
働きやすさを考えるとき、「今の仕事を続けやすいか」だけでなく、「次のキャリアに進みやすいか」も重要になる。
サイバーエージェントには、希望する他部門やグループ会社への異動に挑戦できる社内異動公募制度「キャリチャレ」がある。一つの部署や職種で経験を積み続けるだけでなく、これまでの経験を生かしながら新しい領域へ挑戦できる仕組みだ。
さらに、半期ごとの目標管理制度によって、半期の目標と達成度を確認し、評価に応じて給与・年俸を見直す仕組みも採用している。会社の中で新しい仕事に挑戦する道が用意されていることで、環境を大きく変えなくてもキャリアの方向性を見直すことができる。
ゲームやコンテンツに関わる仕事から別の事業領域へ、あるいは別の事業で培った経験を新しいサービスづくりに生かすなど、幅広いキャリアを考えられる点がサイバーエージェントの特徴といえる。
■「挑戦と安心」を両立させるための環境
サイバーエージェントの制度を見ていくと、特徴的な福利厚生が多いだけでなく、「挑戦を続けるための安心」をさまざまな方向から支えていることが分かる。
住まいを支える「2駅ルール」「どこでもルール」。
ライフイベントを支える「macalon」。
リフレッシュのための「休んでファイブ」。
技術者の成長を支える「ENERGY」。
そして、社内で新しい仕事に挑戦できる「キャリチャレ」。
これらはそれぞれ別の制度に見えるが、働く人がその時々のライフステージやキャリアに合わせて選択肢を持てる環境づくりにつながっている。
ゲームをはじめ、メディア、広告、AIなど幅広い領域で事業を展開するサイバーエージェント。特定の仕事を続けて専門性を高めたい人だけでなく、これまでの経験を生かして新しい領域にも挑戦したい人にとっても、キャリアを考えるうえで選択肢を持ちやすい環境といえる。
ゲーム業界への転職を検討するときは、どんな仕事に携われるかだけでなく、「その会社でどんな働き方とキャリアを描けるのか」にも目を向けてみたい。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 藤田 晋/代表取締役社長 山内 隆裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8740億3000万円、営業利益717億0200万円、経常利益717億4300万円、最終利益316億6700万円(2025年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
